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割柏さんの宅でお迎えを待つこと2時間。聖夜さんと月城さんが一緒に来る。説明ってするのかな?だったら完全に時間外発生してしまうよね?後日、時間がある日でいいと思うんだけど。と葛城たちと対戦ゲームをしながら見ていると「よそ見してると負けるぞ」と共同戦線をしていた南さんに注意された。冬の小物作りは?と思われるかもしてないが、冬はシュシュを作る気でいる。何をる来るかは決めてないが、冬っぽい物として去年作った雪花を作ろうかな♪と思案中。人形でもいいけど・・・

そこら辺は気分と売れ行き次第と言うことで、後から来た葛城にお願いしてゲームをしている。

「待たせたな。帰るぞ」の言葉にゲームを終えて聖夜さんのもとに行く。兄貴も論文の下書きを終えたらしくゲームを観戦していたので後ろを着いてくる。

「何で月城さんも?」聖夜さんとのところに行ったはずが腕の中に閉じ込められたので聞いてみると

「お迎えだろ?道すがら今日の売り上げを教えて貰ったんだ。お前のは完売したみたいだな」くしゃっと撫でてくれる。

「私のは数が少ないからね。指輪だっていい売れ行きなんでしょ?ネット販売だから明日にならないと分からない事もあるよ。しかも、ちょっとお高いんだから今ぐらいから売れ始めるんじゃ無いの?」と聞くと頷いている月城さん

「聖夜のは1万だろ?学生が手を出さないからな。社会人がターゲットにしているから夜半にかけて出始めるだろうな」と言いつつ腕から出してくれる

「全て販売し終えてから支払いと諸々を説明しに行くからな。時間が空いている日を教えてほしい」

「私は基本的にフリーだし。聖夜さんも」ねえーと言い合い。「そっちの都合のいい日を指定してくれればいい」と教えて帰ることにした。道すがら今日の出来事を教えていると「ハルは学生なのに契約しているのか?」と聞かれたので、そうだよ。と答えると変な顔をしている。

「お前らのは理解でき無いのだろうが、薬のレシピも公開・販売しているし。お守りを作る事にも長けている。お前の妹すごいんだぞ」と余計な事を言っているけど・・・

「私は好きなことしているだけなのに周りが騒いでいるだけでしょ。薬だってお守りだて上手な人ならちょっと工夫しただけでできる範囲の物をガキが作っただけの話。そんなに凄くないんだよ。兄貴も好きなこと仕事にすればいい。就職できそうなんでしょ?」聞くと「そうだな。頑張るか」と何やら決意したみたいだ

夕飯を済ませ宿題も教えてもらいながら今日の分を済ませると兄貴が「色々有ったけど、大学に戻る。卒業論文もある程度終わらせたから面倒な人間関係を清算してくる」と聖夜さんに伝えている。人間関係て・・・・兄貴の大学生活ってどんなのだったんだ?そうか。頑張れ。激励しているけど、聖夜さんも経験あり?よくわかんない本当

兄貴たちを見ながら最近お守り作ってないな。簡単な健康祈願作ったら売れるかな?翡翠の小玉買ってワンポイントのストラップにしたら安上がりだし。そうしよ。シルバーで翡翠を包むように模様に見せかけて術を掛ければ良いし。そーしよ。起案が決まったら手帳に健康祈願の効果がある術式と範囲指定する術式を書き組み合わせ完成図を書く。翡翠の小玉ってどのくらいかかるのか?お財布と相談しないといけないので最近やっと操作できるようになったインターネットさんを起動させようとするとニコニコした顔の聖夜さんと目が合う・・・・

「早く寝なさい。今何時だと思って要るんだ」叱られて時計を見たら10時でした。

「お休みなさい」テーブルを片付けてお布団の住人に。そう言えば、浜にメノウ落ちてるから試作品はそれにして作ってみよう。

翌朝、兄貴を送りに聖夜さんが車を出してから瑪瑙が落ちている浜辺へ。商品価値のあまりない小さな瑪瑙が浜辺に打ち上げられているので、加工しやすい大きさの瑪瑙を数個持ち帰る。宿題を終えたあと、試作品なので軽く形を整え研磨して横においておく。半球体にした健康祈願の術式と範囲指定の術式を焼いて要らないところを削る。透かしのようになってら磨いてから置いておいた瑪瑙がを嵌め込むように入れる。少し大きかったようだが、想定内。半球体同士をくっ付けて術式がちゃんと発動するか確認。原動力は石に込めた太陽と月の魔力。誤作動もなく体に負担にならない程度。これなら行ける!と喜んでいるのもつかの間、アラームが鳴り出す。時間を見ると12時5分前。遅刻するっと慌ててバックに試作品と薬ノートを入れてバス停へ

今日は薬のことでお爺ちゃん先生との話し合い。簡単にできる薬や。安価で出来る薬の配合を教えたり、作って見せたりして異世界から外貨というか此方には無い技術や品物を買ってきたりするのに一役かっているらしい。そこら辺はパイプ役のお爺ちゃん先生がしてくれている。代わりに私の作ったお守りや薬については文句を言わない契約を結んだ。と以前お兄ちゃん先生が教えてくれた。バスと地下鉄を乗り継いで2時間。目的の病院につく。受付のお姉さんに到着を報告するとちょっと待っててね。と言われて待合所で待っていると「あら」と声をかけてきたのは貴ちゃん。風邪を引いたんだ。とマスクをしながら話している。

「若く無いんだから無理しないでね」と近況報告しつつ心配して言いながら名案が思い付いた。ノートを切り取って風邪菌バイバイ。体力すこーしアップとかいて後ろに術式をマークのように書き込む。何してる?覗き込んでいる貴ちゃんに出来てからのお楽しみ!!と言って作成。出来た。と見せると「何を作ったの?」疑問符がついている顔をしているので

「風邪がよくなりますようにって願いを込めたお守りを作ったの。気休めだから持っててね。無くなったらお役御免だから探さなくても良いよ」はーいと渡そうとしたら上から取り上げられた。何すんじゃごら!!と見上げると

「睨むな。と言うか、なんて言うものを作っているんだ。本当に」呆れ顔の要田さん。後ろに居るおじちゃん先生が何がだ?ただのいたずら書きだろ?と言う顔をしている。

「おやじ・・・普通はそう見えるんだな。後ろのマークと言うか模様だが、体力増幅と風邪菌限定で撃退の術が込められているんだ」ペラペラお守りを持ちながら説明している。その説明を聞いて徐々に怖い顔になって良くおじいちゃん先生・・・やばい(汗)

貴ちゃんがそんなもの作ったの?と顔を見ていくるので「だって。きつそうなんだもん」ダメだった?隣に座っている貴ちゃんを見ると「その気持ちは大切だけど、特別はだめだよ。みんなミーみたいな人は居ないからね。ちゃんとお薬貰っているから大丈夫だよ」ありがとうね。断られてシュンとしていると困った妹ね。と撫でてくれる。好きな人が幸せに成って欲しい。健康で好きなことをして欲しいというのは誰でも思うことだと思うけどな・・・私が出来ることならと思うのはダメなのかしら?

「その意気込みはいいと思うよ。でもな。全員が全員そういう恩恵が与えられるわけじゃないだろ?それは、わかるよな」噛み砕くように言い聞かせているおじいちゃん先生。

「わかる。誰でも使えるものじゃ無いのはわかる。その人に合わせて調節しないといけないからコンビニで販売できるようなものでもないのは理解できるけど・・・」

「けど?」

「医者が判断して薬みたいに使うことは出来るよ。そんな風に使えないかな?」シュンっとしながら術の使用方法を伝えてみる。

「そういう方法が?」と息子を見ているおじいちゃん先生。それにしぶしぶ頷いている要田さん

「昔はそういう方法をとったこともありますが、こちらで言う漢方みたいな効果しか期待できませんね。大部屋にこのような札を張り体調不良者を入れて食事療法とコンボで治療できますが・・・」どうしました?かなり弱いものを用意して完治が一週間くらいですね。とそういえば、これならちょうど持ち運びしている人間限定なので、いい方法かもしれませんね。と取り上げた札を見ながら言っている。ついでに貴ちゃんとはすでに別れて会議室で会話しているので他に漏れることはない。

「その方法は・・・」ごくっと唾を飲む音が聞こえますが、そんなに期待しない方が良いですよ。

「まあ。このレベルはハルくらいしかできないだろうけど・・・」今はそんなにレベル高くないからね術師。あっちの人もレベル落ちているよね。私が存命だった時はこのくらいのレベルは子供でも出来たからねー。そういえば、皆このくらいのレベル出来るよね?

「私は、記憶がはっきりしてませんが、少し練習したらこの位なら出来ますね。ただ、原動力が無いので」うん?原動力ならこれ使えるでしょ?バックに入れていた石を取り出して渡すと手の中で遊びながらこれならできますね。どうしたんですかこれ?と聞かれたので自作したの。これを作った時にと手のひらに載せて見たのは、出てくる前に作ったお守り。

「ストラップですか?」と転がしながら機能をチェックしている。

「そ。健康祈願を目的に作ってみました」どうよ。すごくない?どう?どう?売れるかな?と聞いてみると

「売れそうですね。でも・・・」引っかかりますか?とおじいちゃん先生に聞いている。こいつ等・・と言う顔をしながら見せてみろとストラップを受け取っている。じーっと見ながら「これはどんな術を使っている?」と質問された。

「それは、健康祈願としてちょっとだけ健康増幅と限定を付けただけだよ。既存の術だよね?」

「既存だが、このようにして使用はできないはずだ。どうやった?」

「原動力を石に込めた力。月と太陽の魔力だから特別なものではないですよね。片方づつ作ってくっつけるでしょ。石をちゃんとくっついていると魔力が循環するの。小さなものだからそんなに魔力が必要なものでもないし」

「循環?」

「指定のとこに循環もつけているからクルクル回るようになっているよ。持っている人の力が無くても発動するようにしているから大丈夫」エコでしょ?

「エコだな」と納得している要田さんと頭を抱えているおじいちゃん先生。

「ハルちゃんこれは商品としては・・・」

「売れない?売れないの?」別に試作品だからそんなにお金がかかってないけど。外に出そうと思っているものがだめだと凹むよね。

「馬鹿売れすると思う。技術提供は出来るかな?それで黙らせるから。どのくらいの数が出来るのかな?」

「うん。石を変えるつもりだから石が届き次第だけど、術くらいなら大量に作れるものだし。作ろうと思ったらいくらでも」どうしたの?

「協会の重鎮を黙らせるから後10個ほど作ってほしいんだ」すぐできる?

「同じ石でいいなら出来るよ。明後日くらいには出来るかな。技術提供はこれでいい?」と二日酔いに効く薬のレシピを見せると頷く。

「二日酔いならどこでも売れるかな。大丈夫だろう」と言っている。

「じゃ。明後日に取りに行くからな」と撫でられてしまった。無理しないでね。と抱きついてストレス軽減のお守りをこっそり忍ばしておく。




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