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彼女発言を受けて二人から否定されました。聖夜さん曰く、個展の担当者さんだそうです。「なんで、名前呼び?」小さな疑問を聞いてみると「麗香は苗字です」とため息と共に自己紹介されました。しかも、男性だそうです。最近は、男の娘と言うジャンルがあるそうです。引きこもりは知らなかった!!と変に関心していると「騙されるな。ただの女装好きだ」と聖夜さんがため息をしながら教えてくれた。「なんで、朝一?」と驚いて中断していたご飯を食べながら聞くと「捕まりませんから」とのこと。仕事場に籠っていると出てこない・会話にならないそうで、個展の準備や展示物が決まらないと項垂れている麗香さん。「俺は、個展をしなくても」「良くないです」と聖夜さんは、消極的な発言をしているけど何でだろう?まぁ、人の商売に口を出して面倒に巻き込まれたくないから良いけど。ごちそうさま。と食器を片手に台所へ「片付けるから良いぞ」と言う言葉に甘えて二度寝しに布団に舞い戻る。
どのくらい寝ていたのだろうか、何やら視線を感じて目を覚ますも誰もいない。うち特有の見えない位薄い人でも居たのだろうと居間に行く。時刻は昼の1時。ご飯を一人で食べてから、ボンヤリしながら独りで過ごすの初めてだな。いつもは誰かがいたしな〜と考えている。庭を見れば、薔薇が咲いているし空には入道雲。夏だな。平和だな〜と麦茶を飲みながら久しぶりののんびりを堪能する。最近は、ユックリしていたようで出来てなかったからな。今日は、ユックリしようか〜
ボケーっと空を見たり庭を見たり。時々寝転がったりしなが、こんな風にぼやーっと出来るのは学生だからだよね〜とか、宿題しなきゃ〜とか、全員集合したけど、どんな風になるんだろうか〜と浮かんでは消える思考を止めず過ごしていた。ふと、傭兵達っていつ帰るんだ?と疑問が浮かんだ。最初は休暇だと言っていたが、2ヶ月くらいいるよね?保養所も本格的に人が入ってきたし。治安的には、彼らがいた方が安全なのかね?2ヶ月見ていても大した問題もなく過ごしているけど。と言うか、会社的には保養所ってあんなに賑わってて大丈夫か?新聞を見れば、世界中でテロだの紛争だのあるし。どーなってんだ?と考えながらも動くのは面倒。ま、良いか。そこら辺は、社会人だから対応するだろうし。あと、遠矢君はどうなったのかな?あれ以来会ってないけど、元気なのかな?と思うも、動くのは面倒だから放置。なんか、面倒だな全てが、今日は動かない!!と昼寝を決め込む。




