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第15話・新たな決意

シオンの話しを、聞いて、総一郎は青嵐学院高校へと戻った。

そこで彼は17年前の卒業アルバムと自分宛の手紙を見つける事になる。

メイン視点は総一郎です。

シオンさんの部屋から、出た後、少し歩いて居ると、前から30代後半の女の人が歩いて来た。


高級そうな黒いスーツで身を固めて人の良さそうな微笑みを、浮べながら僕に近付いて来る。


亜依

『貴方は総一郎君ね…。私の名前は亜依。久し振りね…』


いきなりそんな事を言われて戸惑う僕に亜依と名乗った女の人は…。


亜依

『あっ!そうか…。君に最後に会ったのは、君が一歳の時だったわね…』


っと懐かしそう言い彼女は笑った。


亜依

『それにしても君は修司にソックリね…。でも、目は蓮ちゃんに似ているかな…』


総一郎

『蓮って僕の母さんの事ですか?』


そう聞くと、亜依さんは笑い…。


亜依

『ええ…』


っと頷き肯定した。


亜依

『蓮ちゃんや修司とは、長い付き合いだから…』


総一郎

『あの…此所の出口って何処ですか?ちょっと、用事があって急いで居るんですが…』


申し訳なく、思いながらも、そう言うと…。


亜依

『此所の扉を開けば学校の裏山に出られるわ…』


そう言い亜依さんは指をパチン!っと一回鳴らすと白い扉が現れた。


僕は扉に手を掛けると…


亜依

『余り…皆に心配をかけては駄目ですよ。貴方は一人じゃないのだから…』


っと真剣な顔をして言われて僕は驚いたが、何も言わず、頭だけ下げると扉を開け外へ…。


森を抜けると直ぐ近くに駐輪場があり僕は軽々と飛び越え学校の中へ。


中へ戻ると…。


隆司

『お〜!井上!無事だったか!』


そう言われ振り向くと、田中が居た。


総一郎

『何かあったの?』


っと何も知らないフリをして聞く。


隆司

『何だ…。知らないのかよ。この学校に、変な奴等が現れてさ…でも…。黒い鎧を着た人が、撃退してくれたらしいぜ』


総一郎

『へ〜』


っと恰も驚いた顔をして言う…。


隆司

『何か、特撮番組に出て来る奴等にソックリだったよ…』


そう言って僕の目を見る観察するみたいに…。


総一郎

『へ〜。見てみたいね…僕は未だ、その人を見た事無いから…』


っと白々しく言い誤魔化すだけだ。


僕がシャドウ・ブレードだとは、気付いて居ない筈だし気付かれない様に努力もしている。


案の定、田中は僕の言葉に…。


隆司

『気楽なもんだな〜結構ヤバかったんだぜ…』


っと言って来た。


総一郎

『まあ…。それは置いといて僕は、これからちょっと行かなくちゃならない所が、あるんだよ…。じゃあな!』


そう言うと僕はスタスタと田中の横を通り過ぎようとすると…。


隆司

『なあ…。井上…』


っと呼び止められ振り向くと、田中が真剣な顔をして…。


隆司

『井上…。お前さぁこの前も女の子の告白を断ったらしいじゃん』


っと言われ僕は驚き…。


総一郎

『何で知ってるんだよ』


そう言うと…。


隆司

『いや〜。偶然、近くを通ったからね〜。でも、勿体ない事したね…あの人、美人だしスタイルも良かったのに何で断ったんだ?』


そう言われ僕は本当の事は言えず笑って誤魔化すだけだ。


そんな僕に…。


隆司

『お前…もしかして…。ホモ?』


っと割と真剣な顔をして言う田中に笑いながら僕は…。


総一郎

『なんでやねん!』


っと関西弁で、ツッコミを入れた。


隆司

『普通、健全な男子なら女の子に興味がある筈だろう!』


かなりデカイ声で、言う田中に呆れながらも僕は笑いを堪える事が、出来なかった。


他の生徒達も笑ってるしこっちが、恥ずかしくなる。


自分の考えている事を、此所まで、ハッキリ言う奴も珍しい。


ある意味清々しい位。


総一郎

『興味が、無い訳じゃないけど、それなりにヤル事があるし、忙しいんですよ。暇そうに見えるけど…』


やる事は沢山ある。


まあ、大半はゼノンとの戦いに忙しい。


それに生活する為にバイトを、しなくちゃいけないし学校の勉強だってあるし遊びにも行きたい。


ハッキリ、言って女の子と、付き合って居る暇が無い。それに、もし僕がシャドウブレードである事がバレたら、僕だけじゃなく付き合って居る女の人に、危険が迫るのは明白だ。


好きな人が、危険な目に遭う位なら、例え両思いでも自分の思いを相手に伝えたりしないし、好きと、言われても答えられない。


俺は『人殺し』だ。


今も、そして、これからもそれは変わらない。


俺の手は血で、汚れている…。そんな、俺が人を幸せに出来る筈が無いし幸せになる権利も無い。


どんな理由が、あろうとも俺は『人殺し』だ。


命を奪うと言う事は、その人の全てを奪うという事なのだ。


その人の幸せも、可能性もだ。


その人には、家族や友人や、恋人が居たかも知れない。怪人達を倒す度に俺は心が痛む。


怪人が、人間で出来ている事も、ソウルクリスタルが自分の寿命を削るかも知れない事も全て承知の上だ…。それでも俺は戦う事を選んだ。


自分にとって大切な人が何時までも笑って、幸せに暮らせる様に。


隆司

『ふ〜ん』


っと言って僕を見る。


総一郎

『悪いけど、急いでいるんだよ。じゃあな!』


僕は無理やり話しを切り上げ卒業アルバムを探しに行く事にした。


確か卒業アルバムは第二図書室にあった筈だ。


僕は、第二図書室へ向かって歩き出した。


周りはゼノン襲撃を受けたにも関わらず文化祭を再開して居る。


ある意味、凄いな。


それよりも何故か、視線を感じる。


男子も、女子も僕の顔をチラチラ見て居る。


何か、顔に着いて居るのかな?


そう思いガラスに写った顔を見るが、別段顔色が悪い訳でもないし、何か顔に着いても居ない。


まあ気にする必要も無さそうだ。


第二図書室に入り僕は、17年前の卒業アルバムを探し始めた。


第二図書室は結構、広く専門書とかが置いてあり殆ど利用する生徒も居ない為、サボりのメッカとして有名だ。


漸く17年前の卒業アルバムを見つけた僕はページを開いた瞬間、何かが落ちた。


僕は、落ちた何かを見ると色褪せた封筒に、総一郎へと書かれてあり裏を見ると一条蓮と書かれていた。


僕は母さんの旧姓が一条である事を思い出し封筒を開けた。


『この手紙を読んでいると、言う事は貴方が修司さんと、同じ道を歩んで居ると思います…』


『出来れば私も修司さんも貴方には、辛く険しい道を、歩んで欲しくは、無いけれども貴方自身が決めた事なら私は、反対はしません…』


『少しの間だったけれど貴方と修司さんと一緒に居れて私は、本当に幸せでした…』


『何時か…貴方にも大切な人が出来たら自分の思いを殺さないで下さい。そして幸せになりなさいそれが私の願いです…』


『ただ心残りは、貴方の側で微笑む人が見れない事と貴方の子供を抱けない事…』


『そして…。修司さんと一緒に生きれない事…。総一郎へ…。貴方の未来の母より』


手紙を、読み終えた時、僕は泣いた。


久し振りに泣いた。


男は人に涙を見せるな。


泣く時は、一人きりで、周りに誰も居ない時だけ泣け。


その言葉を胸に秘め僕は今まで誰にも涙を見せなかった。


父さんが死んだ…。あの日も僕は涙一つ零さなかった。泣くよりも先に、ヤル事がある。


ゼノンの野望を打ち砕くその日まで俺の戦いは、終わらない。


俺は、右手で零れた涙を拭きポケットからソウルクリスタルを取り出して握り締める。


父さん。母さん。どうか見守って居てくれ。


必ず、ゼノンのいや…。


風間聖児の野望を、打ち砕く事を…。


心の中で、静かに決意を固める。


その時、ガタリと音が、して目を向けると、天野さんが居た。


此処から晶視点に変わります。


裏山から戻って来た私はエンジェルと名乗った女の人の事が、気になって居た。


あの人は、井上君の事を名前で読んで居た。


それに井上君は安心したみたいに彼女の腕の中で眠っていた。


その事を思い出す度に、胸が痛くなる。


私は何度も溜息を漏らしていた。


私って嫌な女ね…。


井上君が、誰と居ようと私には関係無い事。


必死に、自分に言い聞かせてみても意味が無かった。


嫉妬なんてしたくない。


醜い感情なんか持ちたくない。


自分が嫌になる…。


取り敢えず…教室に戻ろう。


そう思って私は、廊下を歩いていると…。


深雪

『天野さん』


っと、声を掛けられて目を向けると、一之瀬さんが真剣な顔をして…。


深雪

『ちょっと良いかな?』


『どうしたの?何かあったの?』


そう言うと、一之瀬さんは…。


深雪

『大事な話しがあるの…此所じゃ人に聞かれるから屋上に一緒に来て』


そう言われて私は訝しく思いながらも一之瀬さんと屋上へ。


階段を上がり扉を開けて屋上に出る間私も一之瀬さんも無言だった。


一体、何の話しなのだろうか?


一之瀬さんは振り向き私に突然…。


深雪

『この前…。天野さんは言ったよね…シャドウ・ブレードは、何処にでも居そうな…普通の人だって…』


深雪

『今、考えて見たら天野さんは彼の正体を知って居るんじゃないの?』


そう言われて私は内心、動揺して居た。


でも、ポーカーフェイスは得意だから顔には出さずに…。


『何故そう思うの?』


っと逆に質問してみた。


深雪

『シャドウ・ブレードと会話して、居るの聞いたから…』


そう言われ私はギクリ!とした。


その反応に一之瀬さんは気付き…。


深雪

『やっぱり知って居るのね…』


っと言われて私は内心、ドキドキしながらも平静を装い…。


『確かに私は彼の正体を知って居るわ…。でも、貴女にそれを教えられないの…』


深雪

『どうして?』


『それは彼自身が望んで居ないから…』


そう…。井上君は、人に正体を知られたく無いと言って居た。


『それに…。聞いて貴女は、どうするの?貴女に出来る事は無いわ…』


『足手纏いになるのが、オチよ。彼の敵は貴女が想像して居るよりも遥かに強くて巨大な組織だから…』


此処から深雪視点に変わります。


天野さんは、悲しそうに言い目を逸らす。


『それに…。例え貴女に奴等と戦える力があっても彼は、きっと拒否するわ…』


そう言われて私は…。


深雪

『何故、天野さんは彼の正体を知ってるの?』


『私が転校して来る少し前に駅前で爆発事故が、起こったのを覚えてる?あの時、奴等に襲われて通り掛かった彼に助けられたのよ』


そう言った時の天野さんは、本当に嬉しそうに、笑ってた。


天野さんは、普段は殆ど表情を変えないから氷の天使なんて呼ばれてるけど偶に見せる微笑みは、暖かくて優しい。


天野さんは、偶に総一郎を優しい瞳で見てる。


総一郎が、授業中に居眠りしてる時や、遅刻して来る時は心配そうな瞳を向けてる事に私は気付いていた。何故なの?


『どうかしたの?』


天野さんは訝しげな顔をして私を見る。


どうやら私はずっと天野さんを見て居たらしい。


深雪

『何でもないよ』


『そう…』


気まずい空気に、耐えられなくなり私は…。


深雪

『それじゃ!』


此処から晶視点に変わります。


そう言うと一之瀬さんは走って行ってしまった。


私はもしかしたら一之瀬さんはシャドウ・ブレードが井上君だと、疑ってるんじゃ…


そう思ったけど私は…。その考えを否定した。


仮に疑って居たとしても目の前で変身でもしないかぎり井上君がシャドウブレードである事はバレたりしない筈だ。


どちらにしても井上君に疑われて居る事と、シャドウブレードの、正体を私が知って居る事がバレた事は言わないと…。


私は、そう思い井上君を探しに行く事にした。


井上君の携帯に電話してみたが連絡が取れない。


私が知ってる彼の居場所は屋上か食堂。


今更ながら、私は井上君の事を殆ど知らない事に気付いた。


井上君は自分の事は余り人に話さないから殆ど、分からない。


喫茶店・青空でバイトしている事、料理が上手い事。そしてゼノンと戦う事が出来る事。


私が知って居るのは…。それ位。


井上君は人と余り接する事をせず一人で居る事が多い。


10年以上も幼馴染みの一之瀬さんでさえ誕生日や、血液型も知らないらしい。


何度も聞いて居るらしいけど、その都度、誤魔化されてるらしい。


引っ越した家さえも井上君は、誰にも話して居ない様だ。


携帯は一之瀬さんが半ば力ずくで、聞き出したらしく井上君から、教えた訳では無いみたいだ。


ゼノンが居るかぎり井上君は、死と隣り合わせの戦いを…。


そう思いながら、階段を降りて居ると長袖の制服を、着た人の後ろ姿が、見えた。


この学校で一年中長袖の制服を着て居る人は井上君しか居ない。


私は慌てて井上君の後を追った。


井上君は本人は気付いて居ないけど男子にも女子にも人気がある。


井上君は第2図書室へ。


第2図書室なら殆ど人が来ないから大事な話しとかにも使われている。


私は第2図書室で、立ち止まりどう話しを切り出そうか考えた。


正直に言うべき事よね…そう思い私は、深呼吸を一つしてドアを開けた。


私はソッとドアを閉めて周りを見渡すと井上君は直ぐに見つかった。


しかし、私は井上君を、見て固まった。


私は生まれて始めて男の人の涙を、見てしまったから…。


井上君は微かに体を震わせて拳を握り締めて声を出さずに泣いて居た。


その姿は余りにも小さく頼りなさそうで…。


井上君は、何時も一人で哀しみや苦しみを、抱え込んで一人で泣いて居るの?


辛く無い訳が無いよね。


たった一人で、ゼノンと戦い傷付き倒れながらも歯を、食い縛って立ち上がり戦い続ける。


総一郎

『俺は、大切な人が傷つくのを見るのは、もう嫌なんだ。大切な人を失う悲しみを、味わうのは、俺だけで良い』


井上君の言葉を思い出し私は切なくなった。


この人は、本当の意味で強いんだ。


力だけじゃなく心も…。


でも…。そんな事なんか微塵も感じさせず何時も笑顔を浮かべる彼に私は胸が熱くなった。


私は本当にこの人が好きなんだ…。


最初は危ない所を助けて貰ったからだと思った。


危機的状況に、陥った時に恋に落ちるって言うし始めは…。


『そうなのかな?』


って思ったけど井上君と接する内に人付き合いが苦手な私に、少ないけど友達が出来たのも井上君のお陰だし色々と助けて貰って居る。


井上君の側に居ると胸の奥が暖かくなって優しい気持ちになる。


自然と笑顔が零れてしまい私は戸惑う。


井上君は涙を拭うとポケットから黒い小手を取り出しそれを握る。


その表情は私に必ず守るからと、言った時の顔に似て居た。


私は、ドキリとしてイスを、倒してしまい、その物音で井上君が振り向いた。


此処から総一郎視点に、変わります。


僕は一瞬血の気が引いたのを感じた。


まさか…見られたのか?


そう思って居ると…。


『やっと見つけた。ちょっと話しが、あるんだけど良い?』


っと平然と言って来たので僕は見られてないな。


っと判断して内心ホッと胸を撫で下ろす。


僕は後ろ手に手紙を隠して卒業アルバムを直しながら…。


総一郎

『何か用事?』


『実は…。一之瀬さんがシャドウ・ブレードの、正体を貴方じゃないのか?って、疑ってるみたいなのよ…』


『それに私が正体を知って居るのも、知られてしまったの…』


包み隠さず告げると…。


総一郎

『そうか…』


そう言ったきり何も言わず黙り込む。


私は内心ビクビクしながら井上君の言葉を待つ。


総一郎

『実は一之瀬さんに少し前にも聞かれた事があったんだ…、


総一郎

『シャドウ・ブレードじゃあ無いのか?って…。まあ…。僕が、どうやって変身しているのかを、知られない限りは大丈夫だと思うけど…』


そう言うと、天野さんは何故か微かにホッとした顔をした。


総一郎

『まあ天野さんも気を付けた方が良いよ。一之瀬さんは結構頭が良いからちょっとしたボロから、真実に辿り着くから…』


っと一応天野さんに釘を指す。


まあ、頭の良い天野さんの事だから、こんな事は言われなくても分かると思うけど…。


そんな事を、考えて居ると…。


『井上君…。貴方に少し聞きたい事があるの』


っと言われて僕は訝しく思いながらも…。


総一郎

『聞きたい事って何?』


そう言うと、天野さんは何故か、悲しそうな眼をして…。


『少し前に、エンジェルって、名乗った女の人と何処に行ってたの?』


そう言われ僕はギョ!っとした。


総一郎

『何で天野さんが、エンジェルの事を!』


まさか…血を吐いて倒れた所を見られたんじゃ!


此処から晶視点に変わります。


井上君は焦った顔をしてそう言ったきり何も言わず黙り込む。


『質問しているのは私の方よ…。あの人と、何処に行ってたの?』


此処から総一郎視点に、変わります。


天野さんは、冷たい眼をして僕を見る。


僕は何故か悲しくなったが本当の事を言える訳が無いじゃないか!


血を吐いて、倒れたからエンジェルに助けて貰ったなんて言ったらこの人に心配をかけてしまう。


此処から晶視点に変わります。


井上君に眼を背けられて私はショックを受けた。


どうして、何も言ってくれないの?


やましい事が無いのなら言える筈…。


つまりは、そう言う事なのだ。


『ごめんね…。変な事を聞いて…』


それだけ言うのが精一杯で、私は胸の痛みに耐えきれずに、第2図書室を飛び出した必死に、涙を堪えて…。


無我夢中で、走り続けて私は屋上へ。


私は自分の馬鹿さ加減に泣けて来た。


勝手に勘違いしてた自分が酷く惨めに思えた。


井上君が…。私に優しくしてくれるのは彼が優しいからであって私が好きだから優しくしてくれる訳じゃない。


そう思うと、余計に涙が出て来る。


もうすぐ陽が暮れて後夜祭がある。


どちらにしても…そろそろ教室に戻らないと…。


そう思った時、バタン!と大きな音がした。



今回、総一郎の考えて居る事を、メインにしました。前に、怪人=元人間であり怪人を倒すという事は人を殺すという事だと…。

そしてソウルクリスタルが力と引き換えに自らの命を削るかも知れない事。

結構、長くなりましたが、どうだったでしょうか?

誤字、脱字とかも多くて、読み難いかも知れませんがこれからも、宜しくお願いします。

次回は、総一郎が、自分の気持ちに、気付いて行動に出ます。


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