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第1話・少年の日常。

総一郎の日常から…。

総一郎視点で話が進みます。

ピピピピ!っと目覚時計の音で目を覚ました僕はボー!っとしたまま動かずに、脳が働き出すのを待つ。


低血圧の僕にとって朝は憂鬱だ。


正直、このまま寝てたい気分だが、二度寝すると起きれる自信が無い…。良し!完全に、目が覚めたので、布団から出ると学校の制服に着替えて、僕は枕の下に隠してある『ソウルクリスタル』を左手に着けて自分の部屋を出た。


そう言えば自己紹介が、まだだった…。


僕の名前は井上総一郎。


青嵐学院高校に、通って居る17歳。


両親は既に他界しておりこの家に住んで居るのは僕だけだ。


一人暮らしだから洗濯も掃除も料理も一人でしなければ、ならなかった。


最初の頃は失敗した事もあったが、今では下手な主婦よりも、家事全般が出来る様になった。


時計を見ると既に、8時を過ぎており僕は、ゆっくりし過ぎたなと、思い慌てて家の戸締まりと、ガスの元線が、閉まって居るか?


確認して僕は家を出た。


でも、こんな時に限って奴等が現れるんだよな。っと、思いながら学校に向かって走って居た。


そして、その予感は当たる事になる。


ドカ〜ン!っと凄い音が駅前の方角から聞こえて僕は嫌な予感がして音がした方角へ。


音がした方角に、近付くに連れて爆発音と人々の悲鳴が聞こえて来た。


そして、黒色のタイツに身を固めたゼノンの戦闘員達が、手榴弾を銀行に向かって投げて居る。


更に赤い貯金箱に顔と手足が付いた様な変な怪人が、戦闘員達に何か指示して居る。


僕は人の居ない所に行くと気合を込めて、左手を握り締めた。


総一郎

『転身!』


そう叫ぶと左手に着けて居たソウルクリスタルが光を放ち僕の全身は漆黒の鎧に包まれた。


この姿に変身すれば僕は常人の千倍以上の感覚と力が手に入る。


更に、この漆黒の鎧も、ダイヤモンド以上の硬度とゴムの柔軟性を合わせ持つ金属で出来て居る。


総一郎

『そこまでだ!』


そう叫ぶと戦闘員や怪人が僕の方を見る。


戦闘員

『マネー・イーター様。此所は我々に任せてマネー・イーター様は、早くお金を…』


そう言うと、マネーイーターは銀行の中へ。


僕は追いかけようとする


戦闘員

『おっと!マネーイーター様の邪魔はさせん!』


そう叫ぶと、戦闘員達が僕に襲いかかって来た。


しかし僕の敵では無い。


敵の攻撃を躱してパンチやキックを叩き込み戦闘員達を倒した僕は銀行の中に入った。


するとマネーイーターは銀行の人達を脅してお金を出させて居る。


僕が、入って来たのに気付いたマネーイーター。


マネーイーター

『くっ!貴様…もう来たのか…』


そう言うと振り返って憎々しげに言った。


マネーイーター

『何時も何時も!邪魔をしてくれる!』


っと憎々しげに言われてもな…


総一郎

『邪魔するに決まってるだろう…。俺が居る限りお前達の好きには、させない!』


マネーイーター

『生意気な奴め!この、マネーイーター様の邪魔をする奴は誰であろうと許さん!』


そう言うと、マネーイーターは、両手を前に突き出すと物凄い風が、発生して、僕は吹っ飛び自動ドアのガラスに当たってガラスが砕けた。


僕は空中で回転して華麗に着地する。


マネーイーター

『死ね!シャドウ・ブレード!』


そう叫ぶと、その巨体に似合わないスピードで、突進して来た。


僕は思いっきりジャンプして突進を躱して空中で方向転換(TVの特撮・ヒーローみたいに)して飛び蹴りを繰り出した。


しかし、マネーイーターは、振り向き両手を交差させて蹴りを防御。


更に僕は足首を捕まれて地面に叩き付けられ一瞬息が詰まった。


僕は、ブリッチする様に体を反らすと地面に両手を、着けてフランケン・シュタイナーの要領で、力任せに投げ飛ばした。


投げ飛ばされたマネーイーターは、頭から地面に突っ込んだが直ぐに立ち上がる。


マネーイーター

『ふん!その程度か?』


つと挑発された。


総一郎

『俺には時間が無いんだペラペラ喋ってないで、掛かって来い!』


っと逆に挑発してやったが、実は半分以上は自分の気持ちである。


早くコイツを倒して学校に行きたいのだ。


早く学校に、行かないと生活指導の田辺(僕の、嫌いな先生。)に、ネチネチ文句を言われるからだ…。


そんな、僕の言葉にマネーイーターは冷静な判断力を失った様だ…。


僕は戦いでは、冷静さを失ったら負けだと思う。


マネーイーターは激しい攻撃を繰り返す。


それこそ自分が傷付こうが、お構いなしである。


僕の攻撃でダメージは、受けて居る様だが見た目に反して装甲が硬い。


このままではラチが明かない…。


必殺技で早く倒したいが必殺技は、ソウルクリスタルのエネルギーを大幅に使うので、外すと隙だらけになるから、無闇に使えない。


だが、それはコイツ等にも言える事だ。


だから理想的な展開は、敵に、必殺技を出させて必殺技を、躱して自分の必殺技を出して倒す。


危険度は高いが一番確実な戦法だ。


敵は、ピンチになると、必ず必殺技を出す。


更に必殺技の名前を叫ぶ(TVの特撮番組でも、同じ事をして居る)ので来るタイミングは、理解出来る。


後は己の反射神経に頼るだけ…。


マネーイーター

『俺様を、此所まで追い詰めたのは貴様が初めてだ!』


そう言うとどこからか?(特撮番組では急にアイテムが出て来る)お金の入った袋を、出すと金を口の中へ。


すると、マネーイーターの体から、ガガガ!っと音がしたかと思うと…。


マネーイーター

『食らうが良い!ゴールド・ガトリング!』


マネーイーターは叫ぶと口から凄い勢いで五円玉が大量に飛んで来た。


しかし…僕は何とか躱して叫ぶ!


総一郎

『今度はコッチから行くぞ!』


そう言い僕は左手を空に突き上げ気合を込める。


すると左手に光が集まり力が溢れて来る。


総一郎

『食らえ!スターライトランス!』


そう叫ぶと、僕は左手を前に突き出して、大きく円を描き集まった光は、右の掌で、気流に成って居る。


僕は描いた円の中に右手を突き入れた。


円から無数の光の槍が、出て来てマネーイーターに、襲いかかる。


僕の必殺技の一つであるスターライトランス。


この技は元々、大量の敵を纏めて倒す技である。


威力は少ないが貫通力があり連射も出来て任意に爆発させる事も出来る。


マネーイーターに光が、突き刺さってマネーイーターは苦痛に歪んだ顔をした。


マネーイーター

『くっ…。この俺を倒した所で我々ゼノンを止める事は出来ぬわ!精々、無駄な足掻きをするんだな…』


そう言うと、マネーイーターは爆発した。


僕は何時も怪人を倒した時に虚しさを感じる。


幾ら、悪い事をして居たとは、言っても倒すのはやっぱり気分が悪い。


僕は少しの間、マネーイーターが爆発した場所を見つめて、居ると騒ぎに駆け付けてきた警察が、パトカーで来たので僕はその場を離れた。


僕は走りながら駅前の時計を見ると既に9時20分である。


今から直ぐ学校に向えば一時限目は、遅刻で済みそうだ。


僕は学校に向かって走り出した。


取りあえず僕は元の姿に戻る為に、学校の中でも人が余り通らない場所に行き塀を飛び越えると、急に知った人の声が聞こえて来た。


???

『随分、御早い登校なのね…。井上君?』


っと声をかけられて僕は内心驚きたが平静を装い言った。


総一郎

『おはよう。天野さん』


っと言うと、銀色の髪を右指で、巻きながら壁に凭れかかったアイドル顔負けの美少女が居る。


この人の名前は天野晶。


僕がシャドウ・ブレードである事を知る数少ない人物の一人。


『見張っててあげるから早く元に戻ったらどう?他の人にバレるとマズイんでしょ?』


っと言われ僕は…。


総一郎

『封身』


っと叫ぶと光が、左手に集まり元の姿に戻る。


総一郎

『天野さんはこんな所で何をしてるの?』


っと聞くが、彼女は僕の質問には、答えず何故かジッ!っと僕の顔を見て居るだけだ。


総一郎

『僕の顔に、何か付いてる?』


っと聞くと天野さんは、何時もの無表情のまま。


『別に…』


と呟き歩いて行ってしまった。


僕は訳が分からなかったが早く教室に行かないと先生に、怒られると思い慌てて教室へ…。


その後、コッテリと先生に絞られたのは言うまでも、ありません(泣)。



色々と突っ込み所もあると思いますが、容赦無く突っ込んでください。


感想に批判等をドンドン!して下さい。


悪い所を直して行きますので…。


拙い文章で、すいません。

後書きまで読んで、戴いてありがとうございます。



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