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第9話・少女の疑惑。

屋上で総一郎と晶が話しをして居ると、深雪が屋上に来た。

深雪は総一郎に対し疑惑を持ち始めて居た…。

深雪視点で、話しが、進みます。

私は気になり、総一郎を探しに教室を出た。


総一郎が、居そうな場所と言えば、屋上か学校の購買位だ。


私は購買に向かい総一郎を探したが居ない。


私は屋上へ向かいながら総一郎の事を考えた。


10年以上、総一郎とは幼馴染みで、他の誰よりも総一郎の事を理解して居ると思う。


例えば金槌で全く、泳げない事や好き嫌いが無い事も、そうだし甘い物に目が無い事…。ゲームが好きな事、そんな些細な事も、知ってる。


でも総一郎のお父さんが亡くなった日から総一郎は余り喋らなくなり付き合いも悪くなった。


まるで他人に対して壁を作って居る様な感じが、する。


それに、遅刻や欠席も酷くなり長い時で2週間位連絡が取れない時があるから…。


最初はバイトが忙しいのかな?っと思って居た。


でも、明らかに総一郎の行動には矛盾がある。


私は、少しづつ総一郎がシャドウ・ブレードなのでは?っと疑い出した。


その疑惑が、最大になったのは遊園地での事…。


総一郎が居なくなったのと同時にシャドウブレードが現れた事…。


総一郎が、もしシャドウ・ブレードならば今までの総一郎の行動に辻褄が合う事になる…。


私は階段を駈け登り扉を開けると、総一郎と天野さんが居た。


『それじゃ…』


それだけ言うと天野さんは私の横を通り過ぎ階段を降りて行く…。


私は気を使ってくれたのかな?


っと思い胸中で天野さんに御礼を言い私は総一郎と向き合う。


総一郎

『どうかしたの?』


総一郎は、不思議そうに言い私を見る。


10年以上、一緒に居る何時もの幼馴染みを見て私は、どう言えば良いのか分からなかった。


私が黙って居ると総一郎は怪訝そうな顔をして…


総一郎

『本当に、どうしたんですか?』


総一郎は心配そうな声音で声をかける。


深雪

『アンタ…。私に隠し事をしてない?』


そう言い私は、総一郎を観察する。


しかし、彼は笑顔になって…。


総一郎

『隠し事なんか、してませんよ』


っと私の目を見て話す。


総一郎は嘘を吐く時には必ずと言って良い程に、目を逸らしたりする。


私はどんどん核心に触れ出すが、ことごとく彼は質問に答えて行く。


深雪

『この前、遊園地で変な人達が現れた時…アンタさ…何処に居たの?』


その時になって、総一郎は漸く私が疑いを持って居る事に気付いた様だ。


総一郎

『もし…。仮に僕がシャドウブレードだったと、すると、どうやって変身するの?僕は…仮面ライダーみたいな改造人間じゃないよ?』


総一郎は笑いながら言い私は言葉に詰まる。


黙る私に総一郎は、笑いながら言った。


総一郎

『それに…僕が世の為、人の為に命をかけて戦うと思う?』


そう言われ確かに総一郎が命がけで、戦って居る姿が想像出来ない。


総一郎は呆れた顔になり言った。


総一郎

『怖い顔してるから何か悪い事したのかな?って思ってたら、そんな事を考えてたの?』


総一郎

『そんな事よりも今から文化祭の準備しなきゃならないんだから…。ほらほら…早く行かないと皆に怒られるよ』


そう言って総一郎は笑いながら振り向かずに歩いて行く。


だから私は気付いて居なかった。


総一郎が真剣な顔をして居た事を…。


結局、総一郎がシャドウブレードである事を知ったのはずっと後の事…。


この時私は総一郎の言葉を鵜呑みにしていた。


総一郎がシャドウ・ブレードでは、無いと信じてしまったのだ…。



シリアスぽいのを書いたのですが…。

どうだったでしょうか?

書きながら、文才の無さに愕然としました。

次は文化祭の準備編になる予定です。



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