また暑い夏が来た! ストレス解消と新しい出会いを求めて、あのフレーバー炭酸水に挑戦するぞ!
皆様こんにちは! シサマという者です。
いや〜毎日暑いですね!
私の住む北海道釧路市は、ここ数日25℃未満の涼しい日が続いているのですが、それでも先週は例年以上の暑さが押し寄せて30℃近くまで気温が上がり、エアコンのない8月が末恐ろしく感じたものです。
「10年に1度の猛暑」などと煽られる地域の皆様のご苦労は相当なものでしょう。
……さて、今からちょうど2年前、私はこのサイトで「フレーバー炭酸水」に関するエッセイを発表しました。
当時は私自身がフレーバー炭酸水でダイエットに成功しており、実際飲み物としても美味しいと感じていたのでエッセイの題材として取り上げたのですが、2年後の現在も「フレーバー炭酸水」を愛飲。
これはもう、完全に私のライフスタイルとして定着しましたね。
実際のところ、日本人のライフスタイルとしての「炭酸水文化」はかなり成熟しており、2年前にエッセイでご紹介させていただいたフレーバー炭酸水の大半が、現在でも市場で現役。
それならば私も、さらなるフレーバー炭酸水の開拓に乗り出そうと決心したのです。
今回のエッセイの目玉はやはり、今年の5月に発売されたエナジードリンク風味の炭酸水!
かつては「エナドリマスターシサマ」と自称し、本サイトでもエナジードリンクのエッセイやレビューを連発していた私としては、絶対に避けては通れないブツですね(笑)。
しかしながら、今回紹介したいフレーバー炭酸水は他にもあるので、まずは今年の夏を乗り切る、私シサマのおすすめを3つご紹介します!
①『ウィルキンソン タンサン クールレモン』
つい先日、2025年7月8日に発売されたばかりの、まさに最新フレーバー炭酸水。
すでにコンビニなどで目にした方も多いのではないでしょうか?
日本におけるシェアNo.1、不動の炭酸水ブランド『ウィルキンソン』ですが、近年発表されていたフレーバー炭酸水は正直、ピーチやグレープの香料がキツすぎると感じていました。
更に中途半端な甘さを加えた「ジュース風」炭酸水シリーズは定着せず、キレ味と爽快感という、炭酸水の原点に回帰して欲しいと考えるマニアは私だけではないですよね(笑)。
そんな中、真夏に合わせて登場した新商品の『クールレモン』は個人的ビッグヒットでした!
イエロー、グリーン、スカイブルーの3色ラベルもポップなクールレモンは、いわゆる「イエローレモン」と「グリーンレモン」のハイブリッドをイメージした香料を使用。
その結果、グレープフルーツにも似たかすかな苦味を隠し味に、酸味が口に残らないキレ味と爽快感を実現しています。
これは一般の方には勿論、「フレーバー付きはまずい、邪道だ」と考える硬派な炭酸水ユーザーにもおすすめしたい夏専用炭酸水ですね!
②『VOX炭酸水 コーラフレーバー』
東京にある「フォルダ株式会社」が、山梨、群馬、福岡の工場で天然の軟水に強炭酸を封入した『VOX炭酸水』。
一般的なフレーバーはひと通り揃っていますが、現在「コーラフレーバー」の通年レギュラー商品を扱っているメーカーはここだけみたいです。
コーラフレーバーと言えば、私がフレーバー炭酸水の魅力に気づいた記念すべき炭酸水。
当時愛飲したウィルキンソンのコーラフレーバーはもうありませんが、その代替品以上の魅力がある商品でした。
注目すべきは香料が控えめで、かすかな酸味や苦味もあるのですが、粒の細かい強炭酸がその風味にマッチしていて、個性派フレーバーながら飲み飽きないんですよね。
一時期はコカ・コーラやペプシのゼロシリーズと交互に飲んでいた程なので、コーラの糖分とゼロシリーズの人工甘味料が気になるユーザーなら、すんなり飲める商品だと思います。
③『クリスタルスパーク ラムネフレーバー』
じわじわと日本全土を侵略するコスパの鬼(笑)、『アイリスオーヤマ』の強炭酸水。
電化製品などは中国生産でコストを抑えている印象の同社ですが、炭酸水は大分県日田市の天然鉱水を使用しており、その大手ネットワークを活かしたリーズナブルな価格も魅力ですね。
白桃やシャインマスカット、とちおとめなど、変わり種フレーバーが売りの炭酸水の中から私を唸らせたのは、何とラムネフレーバー!
確かあと1社(KUOS?)が生産していた様に記憶していますが、ともに期間限定らしいのでマニアは早目のチェックが必要です。
『クリスタルスパーク』シリーズはどれも水準以上の美味しさなのですが、炭酸が本当に強い。
飲み切る前にお腹が膨れてしまうので、冷蔵庫のある室内での使用をおすすめしますよ。(←元から膨れている訳ではない、そこは意地でも否定する、ちなみに腹部の写真提供も拒否する)
その中でもこのラムネフレーバーは香料が控えめで味に殆ど干渉せず、甘く爽やかなラムネの香りだけを楽しめる夏向き炭酸水。
『ウィルキンソン クールレモン』同様、硬派な炭酸水ユーザーにも楽しめる商品ですね!
……それでは、遂に例のブツをレビューしましょう!
④『OZA SODA エナジードリンク風味』
大阪の企業である「株式会社ライフドリンクカンパニー」が、山形県の蔵王工場で生産した強炭酸水。
かつては『ZAO SODA』というブランドを展開し、蔵王の天然水にろ過した水道水を混ぜたハイブリッド炭酸水として低価格を実現していました。
この度、ブランド名が『OZA SODA』にひっくり返っているのは、恐らくコスト削減で蔵王の天然水使用をやめたのでしょうね。
印象悪くなるほどに正直な大阪人のセンスは、今の時代は否定すべきではないと思います(笑)。
……さて、肝心なのはその中身!
正直、エナジードリンクの風味は多分に人工的なので、香料での再現は難しくないと思われるからですね。
まずはキンキンに冷えてやがるボトルを手にし、キャップを開ける……。
「!?」
この香り……まんまエナドリやん!
エナドリマスターシサマの名にかけて商品名を挙げるなら、『モンスターエナジー アブソリュートリー・ゼロ(ゼロ・シュガー)』に近づけようとして、結果的に『HYPER ZONE ENERGY ZERO』に寄ってしまった香りですっ!!!
とにかく間違いなくエナジードリンクフレーバーではありますね。
では、ひと口飲んでみましょう……。
「!? 」
間違いなくエナドリだ! 甘さがないから女の子にモテまくりの夢から覚めた様な微妙な無力感はあるが、その瞬間には感謝したい現実だ!
エナドリをキメた回数が多いユーザーであればあるほど、この言葉の本質が沁みるっ……!
何かフツーに元気出るみたいな感覚あるし、眠気も飛ぶような感覚もある。
裏を返せば、エナドリは味や効能だけではなく、液色やパッケージも含めた総合アートだったという、日本語の便利さをフル回転させた末の微妙な結論に落ち着くっ……!
……ごちそうさまでした……ゲフッ……。
さて、世界初、エナジードリンク風味炭酸水の感想ですが……。
皆様の想像通り、誰も裏切らない出来でした!
……しかしながら、500mlペットボトル1本飲み切るには飽きが来てしまいます。
更に加えて、『OZA SODA』は通販ケース買いのみ。
私の様に、複数のフレーバー炭酸水を常備している人なら問題ありませんが、エナドリの代用品を求めている「炭酸水初心者」の皆様には、最大級の誠意を込めてこの言葉を贈らせていただきます。
……今はまだやめておけ、と……。