表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1人旅〜記録〜  作者: みかん
佐敷上城(さしきういぐすく) と 玉城(たまぐすく)
9/13

玉城 2

玉城(たまぐすく)城跡に着いた。夢中に歩いていたので


危うく見逃すところだった。草原が一面に広がってい


る。数日前の雨でぬかるんでいるようでタイヤ痕が深


く地面に刻まれていた。靴先に泥をくっつけながら奥


の方に進み、右に曲がる。そこから木が左右に立ち始


めた。しばらく進むと木造の階段がある。そこをのぼ


っていく。茶色だった階段が時の流れとともに黒くな


ったのか、ペンキで黒く塗ったものなのか分からない


が、黒かった。一歩一歩足を掛けてゆく。途中「あっ


落ちた」。と思った。階段がたわみ私の体重が限界ギ


リギリだと言っているようだった。どうにか持ち堪えてく


れて先に進む。階段への恐怖が出てきた。ふと、横を


見ると玉城の街と広いゴルフ場が見渡せる。空が広く


広がっていた。高所恐怖症の私には目が眩み足がすく


んだ。だからといって助けてくれる人はいないので周


りを見ないと決めて上りきる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ