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1人旅〜記録〜  作者: みかん
佐敷上城(さしきういぐすく) と 玉城(たまぐすく)
7/13

佐敷上城 7

自然の風化で複雑な形を成した石が積み重なってる。


その中心に人の手で作られたであろう置物があった。


その置物はおばあちゃん家の仏壇にある線香に火を付


けた後、入れる箱みたいだった。下が小さく、上が面


積の広い台形のようなもので正面には何か模様描かれ


ていた。台形の中には水が満ち満ち溜まっている。看


板によるとここは拝所であるとのことだ。聖地を巡る


東廻り(あがりうまーい)」の拝所(うがんじゅ)


の一つ。まだ詳しくは分からないが神様がいる所なの


だろうと手を合わせた。いや、いるんだ。自然の神様


がいるんだなと素直に思えた。そう思わされる神聖さ


と私をこの場所に受け入れてくれている懐の深さを感


じているので、なぜか「ありがとうございます」とお


礼を込めて目をつむる。台形の入れ物の前に二つほど


コンクリート片がある。そのコンクリート片の上で白


い小さな虫達が忙しなく働いてる。この虫たちも神様


なのかなと思っているとサワサワサワと葉こすれる音


で頭を上げる。音のする方に近寄ってみるとサトウキ


ビの畑があるようで薄い緑の葉が風で(なび)いて


いた。

 


さぁ、次は玉城城跡へ。

参考:「南城市 佐敷上城」 2024.06.27

https://www.city.nanjo.okinawa.jp/movie_library/movie_ja/1579046288/1579230334/

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