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妖しの魔鏡  作者: 悠志
19/21

十九 妖獣態

「これは一体どうなってるんだ?」


 魔鏡を倒す為に、俺と清美と鬼熊は夜の町へと出た。夜だからと言う事もあるかもしれないが、町の中に入ると不気味なくらいに静まり返っていた。


「いつものこの時間なら、まだ外に人がたくさんいる筈だし、車だってたくさん通っている」


 清美の言う通り。今はまだ午後九時。俺達みたいな学生ならともかく、大人が一人もいないと言うのはあまりにも不自然であった。しかも、車は全て道路の真ん中で止まっていて中には人は一人も乗っていなかった。

 そんな中、鬼熊は大急ぎで家を出ようとする家族を捉まえて尋ねた。


「おい!皆一体どこに行ったのだ?」

「ああぁ!あんた達も早く、学校のグラウンドに避難した方が良いぞ!怪事件の首謀者が暴走したって、さっき町内放送であったんだ!」


 それを聞いた鬼熊は、すぐにこの避難誘導の本当の目的に気付いた。


「行かない方が良い。その町内放送は、犯人の仕組んだ罠だ」

「ええぇ!?」

「なぜなら、グラウンドに避難した人達はアイツの餌とする為に集められたんだ」

「そんな‥‥‥!」


 罠だと知って、家族全員がその場にしゃがみ込んだ。その人達に、鬼熊は神社の方を指して言った。


「鏡神社に避難しなさい。あそこなら犯人は入れないから。その際、鏡の類となる物は全部置いて言って」

「分かりました」

「あと、他の皆にも伝えて。くれぐれも、自分だけ助かろうと思わないように」

「どうして?」


 どうしてって、そこは疑問に思うところではない気がするけど。


「そういう自分勝手な人が、犯人に一番狙われるの。殺された人の九割がそう。アイツは、そういう人間の恐怖が大好きなの」


 最後に鬼熊はそう言い残し、俺達は先に進んだ。


「信じていいのか?」

「信じるしかないだろ」


 曖昧な回答だが、モタモタできない以上住民一人一人の意志を信じるしかない。


「で、何処にいるのか分かるのか?」

「妖気は感じない。だが、検討はつく」


 鬼熊が予想する、神田が潜んでいそうな場所とは。


        ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 その頃、鏡美高校のグラウンドでは在学中の生徒はもちろん、近隣の住人達も大勢避難していた。

 避難してきた人全員が、何が起こっているのかも理解しきれないまま、不安と恐怖に怯えていた。

 鏡美高校の1、2年生は、友達同士で固まって互いに励まし合っていた。

 三十代、四十代の人は、町長の出した避難命令に疑念を抱いていた。

 六十代以上の人は、神様や仏様に助けを求め、ひたすら拝み続けた。

 その時、いきなり学校を覆うかのように赤黒い空間が広がり、避難した人たちはその中に閉じ込められてしまった。皆パニックに陥り、校門から外に出ようとするが、赤黒い空間は誰も通そうとはせず逃げる人を弾き返した。

 その直後、ゴオォという轟音が校舎から響き渡り、すべての窓が真っ赤に染まった直後、ドス黒い触手がたくさん伸びてきた。ドス黒い触手は、一直線に避難してきた人達に向かい、捕まえると真っ赤に染まったそれぞれの窓に引き込まれてしまった。

 あり得ない現象に、逃げ回る人や、木の陰や物陰に隠れようとする人、中には誰かを押し倒して自分だけ助かろうとする人もいた。

 しかし、触手はそういう人を優先的に狙って行った。

 グラウンド内は、完全にパニックに陥っていた。


        ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 その頃、俺と清美は、鬼熊と一緒に神田が潜んでいそういな場所に向かって行った。走っている途中、鬼熊は急に立ち止まりだした。


「どうした?」

「マズイ」

「何がマズイの?」

「魔鏡め。それぞれの学校で捕食を開始したみたいだ」

「マジで!?」


 ついに行動に移ったか、神田の奴。


「いろんな学校から、わずかだが悲鳴が聞こえた。おそらく、複数の場所に同時に空間を作ったから、効力が弱くなっているのだろう」


 俺と清美には聞き取れない悲鳴を、鬼熊の耳には入ったから立ち止まったのだ。


「一ヶ所ずつ潰す時間もない」


 確かに、そんな事をしては夜が明けてしまい、魔鏡が何処かに移動してしまうかもしれない。そうなる前に何とかしないといけないけど、襲われている人達も放っておく事が出来ない。

 そう言って鬼熊は、お馴染みの長方形の箱から大量のお札を取り出し、そのお札の束に一息拭いて飛ばした。


「他の学校の空間はお札で壊させる。私達は、魔鏡が潜んでいそうな所に向かうぞ」

「ああ」

「ええ」


 後はそれぞれの自主性に任せて、俺達は再び走り出した。走っていくうちに、俺と清美は徐々にあることに気付き、目的地に着いた事でそれが確信へと変わった。


「ここに、神田がいるのか?」

「鏡美高校。私達の学校?」


 鬼熊が予想した、神田が潜んでいる場所というのは、何と俺達の学校の鏡美高校であった。

 避難勧告が出されたにも拘わらず、グラウンドはおろか、校舎にすら人の気配は全く感じられなかった。魔鏡が、自分の空間の中にみんなを引き込んだのだろうか。


「さて、そろそろ反撃と行くか」


 校門手前で、鬼熊は手を鳴らしてから右手の人差し指と中指を立てて、学校に向けた。


「裂!」


 得意の攻撃呪文で、魔鏡の作り出した空間に大きな穴を開けた。空間内では、校舎の窓から伸びた触手が避難してきた人達に襲い掛かっていた。


「酷いな」


 今でも信じられない。あの大人しかった神田が、こんな恐ろしいことを企てるなんて。

 だが、今はそんなことを考えている場合じゃない。


「あんた達は私の後ろにいな。先走ると捕まるぞ」


 俺と清美は首を縦に振り、鬼熊の後ろに着いて走った。鬼熊は町民達に襲ってきた触手をお札で撃退していった。


「全員、鏡美神社に!」


 避難していった町民達は、鬼熊の指示を聞く前に鬼熊が開けた穴から外へと一斉に逃げて行った。


「おい。鏡美神社に行くんだぞ!」

「困っている人がいたら手を差し伸べるのも忘れないでね!」


 俺達の声をちゃんと聴いているかどうかは分からないが、今は彼等を信じるしかない。

 全員が外に出たのを確認してから、俺達は神田を、魔鏡を倒す為に校舎へと走って行った。正面玄関を鬼熊が蹴破り、俺と清美も鬼熊に続いて中に入った。


「なんだ!?」

「どうなっているの!?」


 中に入ってすぐ、俺と清美は驚愕した。

 校舎の中は、俺達の知っている校舎ではなく、辺り一帯が全て鏡に覆われていた。壁はもちろん、天井から床まで至る所まで。まるで、鏡の世界に迷い込んだみたいであった。中に入って五~六歩程度しか進んでいないのに、背後の入り口がいつの間にかなくなっていた。


「一体全体、どうなっているのだ?」

「ここで当たりってことかしら」

「どうなのだ?きく‥‥‥」


 鬼熊に尋ねようと前を向いたら、そこには鬼熊の姿はなくなっていた。


「鬼熊?」

「ウソでしょ。ちょっと目を離しただけなのに!?」


 幸いなことに、ずっと手を繋いでいた清美とははぐれずに済んだが、魔鏡を倒せる唯一の陰陽師である鬼熊とはぐれてしまった。

 今、この状況で襲われでもしたら大変だ。


「まんまとハメられた」

「ええ」


 その上、清美ともはぐれてしまうと、ますます最悪の状況に陥ってしまう。そうなる前に手を打たないと。


「清美。俺の上着の袖を引きちぎってくれ」

「え?ええ」


 清美は俺の右腕の袖を思い切り引っ張ってちぎり、引きちぎった袖を俺に渡した。


「これで一体どうするつもりなの?」


 袖を受け取ると、俺はそれを自分の左手と清美の右手をきつく縛った。


「琢磨君?」

「おそらく、鬼熊はこの事態を想定していたから手を離すなって言ったのだと思う。こうすれば、絶対に離れることはない」


 ちょうど長袖の上着を着ていたからできたが、こんなことしなくても清美の手は絶対に離すつもりはない。

 清美も、そんな俺の意思が伝わったみたい。


「琢磨君。私のシャツを抑えていて。胸に触れてもいいから早く」

「お、おう」


 言われるまま、俺は清美のシャツを握って抑えた。清美は自分のシャツの裾を引きちぎり、俺は清美が引っ張る逆方向へとシャツを引っ張った。その際、清美の大きな胸に手を押し当ててしまったが、今はそんな事を気にしている場合ではなかった。

 引きちぎられたシャツの裾は、清美のお腹が見えるまでに短くなっていた。引きちぎった裾を使って、清美は更に俺と自分の手を縛った。


「これなら、もっと安心でしょ」

「ああ」


 縛り終えると、俺は清美を抱き寄せて、辺りを警戒した。


「何があっても、清美は俺が守って見せる」

「私も、琢磨君を守って見せるわ」

「怖いか?」

「怖くない‥‥‥なんて嘘。すごく怖いわ。でも、琢磨君と一緒なら大丈夫」

「根拠がないな」

「お互い様でしょ」


 俺は怖くない。清美が一緒だから。

 だが、周りが鏡だらけのこの状況で、いつ襲われてもおかしくない。それでも、俺は何としても清美を守る。


「もう。何をやっているのよ」

「ん!?」

「え!?」


 反射的に俺と清美は、声のする方を向いた。そこには、学生服を着た神田がポツンと立っていた。


「ダメだよ、そんな女なんかと一緒にいては。ねぇ澤村君、こっちに来て。あなたを差別してきた奴は、皆私が殺してあげるから」

「魔鏡に魂を売ったお前が何を言う」

「私が?私はただ、澤村君を守ろうとしていただけなのよ」

「ふざけるな」


 何が守るだ。こんな大事を起こしておきながら何を言っているんだ。

 次の瞬間、辺り一帯を覆う鏡にたくさんの映像が流れた。それは、俺がこれまで受けた差別と、恥辱と屈辱にまみれたこれまでの生活が流れていた。

 クソ町長の言いなりになって俺に石を投げつけたり、迂闊な行動を取って自分が差別の対象になるのを避ける為に俺を貶めたり、町長の言う事に何の疑問も抱かず一方的に俺を悪者扱いしたりと、これまで俺が受けてきた事が鮮明に映し出されていた。

 そんな人達を睨みながらその場を後にし、または無視して無関心を決め込もうとする俺の姿も映されていた。


「可哀想な澤村君。あなたは何も悪い事なんてしていないのに、あのクソ親父の傲慢と横暴のせいでこんな目に遭って」


 やめろ。そんな哀れむ様な目で俺を見るな。

 確かに俺は、こんな生活に嫌気がさして、いい大学に入ってこの町から出ようと考えた。ここにいる連中や、この町が嫌いだったから。


「だから、私がそんな人達を皆殺してあげる。クソ親父と、アイツと繋がっていた犯罪者共は一人残らず始末してあげた。あとは、クソ親父の言いなりになって澤村君を苦しめた町の連中を全部殺してしまえば、すべて解決するわ」


 手を差し伸べて「さぁ、こっちへ来て」と言う神田。

 確かに、俺はこの町が嫌いだし、クソ町長に怯えて言いなりになっていた町の連中が憎かった。

 だが


「バカ言わないで、こんな事をして琢磨君がアナタになびくとでも思っていたの?」

「アンタは黙って」


 清美が声を発した瞬間、神田の表情がガラリと変わった。


「他の誰よりも、アンタが一番許せないのよ。私の澤村君を奪った、この泥棒猫が」

「魔鏡に身を捧げ、魂を売ったアンタなんかに、琢磨君は渡ない」

「不良のあんたに、澤村君の何が分かるって言うの!高校に入ってからの付き合いでしかないアンタなんかに、澤村君の苦しみが理解出来る訳がないわ!」

「不良は認めるし、確かに私はまだ琢磨君の苦しみを全て理解出来ているとは言い難いわ」


 清美は俺の手を強く握り、堂々とした態度で神田に言った。


「でも、だからこそ知りたいの」


「琢磨君が、これまでどんな思いをしてこの町で過ごしてきたのかを、その痛みと苦しみを分かち合いたいと思っている。こんな目に遭っておきながら、道を踏み外さず済んでいる事こそが琢磨君の強さだと思うの。無関心を貫いて、他人との関わりを断ったとしても、アナタの様に復讐に走ろうとはしなかった。それに囚われたアナタの方がよっぽど弱いわ」


 そうだ。だから俺はあえて無関心を貫き、周りとの関わりを遮断してきたのだ。

 恨みを抱けばそれが何百倍にもなって自分に跳ね返り、復讐をすれば自分だけでなく周りにいる関係ない人達まで不幸にさせてしまう。殺してやりたい、復讐をしてやりたい、そう考えた事なんて数え切れないほどあった。

 だが、それを何かの形で出してしまうと更に自分自身を苦しめる事になり、実行に移してしまうと自分を貶めた連中と同じになってしまう。それが嫌だったから。

 それに、今の俺には清美がいてくれる。


「あのクソ町長は、確かに死んで当然の行いをしてきたし法で裁かれるべきだと綺麗事も言わない。でも、だからと言って他の町民まで巻き込むなんて明らかに間違っているわ」

「黙れ不良」

「ええそうよ。私は不良だから、聞き分けが悪いの」


 開き直っているぞ、秋崎清美よ。

 確かに、よくケンカをしては何度も停学を食らっているから間違いなく不良だろう。

 だが、そんなことはどうでもいい。


「確かに、清美はかなりの問題児なのかもしれない。だが俺は、清美が不良だろうが何だろうが関係ないんだよ」

「琢磨君」


 俺は更に清美を抱き寄せ、神田に強く言った。清美も、そんな俺に応える様に抱き返した。清美は、こんな俺の全てを受け入れてくれた。周りが俺の事をどう思おうが、清美は構わず声を掛けてくれた。

 それが嬉しかったから、心が温かくなったから。


「俺は、この身に代えても清美を守る。清美の事が好きだから」

「私も、琢磨君のことが好き。アナタには絶対に渡さない」

「どうして‥‥‥」


 神田は、悲しそうな顔になって俺に問いかけた。同時に、映像が消えて元の鏡張りの空間に戻った。


「どうして‥‥‥その女の方が良いの?」

「俺は、お前が許せない。嫉妬に駆られ、海でオオダコを使って清美を襲わせたお前を」


 俺が清美を抱き寄せ、神田を睨み付けた瞬間、周りの鏡が一斉に割れ始めて、そこから赤黒い空間が現れ、鬼熊が俺達に駆け寄った。


「二人とも大丈夫?」

「鬼熊」

「鬼熊さん」

「すまない。ちょっと目を離した隙にやられた」


 俺達と合流した鬼熊を、神田は鋭い眼光で睨み付けた。


「私の鏡空間を容易く破るとは」

「このぐらい簡単にできる」


 腰に差してある鬼切丸に手を添えて、鬼熊は真っ直ぐ神田を睨んだ。


「どこまで私の邪魔をする気なのだ?」

「私はお前をたおし、もう一度封印をする」

「っ!?」


 神田は鬼の形相で鬼熊を睨み、鬼熊は鬼切丸に手をかけて睨み返した。しかし、鬼熊が睨み返した瞬間、神田は笑みを浮かべて笑い出した。そんな神田に鬼熊が問い詰める前に、周りの真っ赤な空間がユラユラと歪みだした。

 そして、瞬きを一回行った瞬間、いつの間にか外に出されていた。

 背後には見慣れた校舎、正面にはついさっきも通った校門があった。ここは、鏡美高校のグラウンドのド真ん中であった。


「いつの間に外に出たのだ?」


 訳が分からず周囲を見渡していると、グラウンドの入り口付近に立っている時計の針が午前五時を過ぎていることに気付いた。


「ちょっと、午前五時って!?」

「俺達が鏡美神社を出たのは九時くらいだぞ。」


 信じられなかった。鏡美神社からここまで、走って三十~四十分という所だ。仮に、校舎に入ったのが午後十時だったとしても、俺達があの鏡空間の中にいたのはせいぜい四十~五十分ってところだ。そう思っていた。しかし実際には、俺達はあの鏡空間の中に七時間以上も入っていたのか。


「驚いたな。まさか、そんなに長く閉じ込められていたんだな」

「それより神田さんは?」


 清美に言われてハッとした俺と鬼熊は、神田の姿を探した。

 何となく校舎の方を見ると、入り口から神田がのっそりとした歩き方で出てきた。すぐに清美と鬼熊も気付き、俺と清美は鬼熊の後ろに着いた。


「うううううううううっ!」


 唸り声を上げながら、神田は校舎側のグラウンド入口でバタリと倒れた。

 そして二~三秒後。

 倒れてすぐに、神田の体がモゾモゾと動き、背中からはドス黒い触手が六本、脇腹からは蜘蛛の足が四本生え、手足も蜘蛛の足への変貌していった。そして、背中と首と肩の部分も大きく盛り上がり人間の男性の上半身を思わせるような形になっていったが、腕は存在しなかった。更に、神田の頭は毛のない狼のような顔になった。最後に全身が血のように真っ赤に染まり、額に魔鏡が浮き出てきたところで変貌が止まった。

 そのおぞましい姿に、俺と清美は思わず息を呑んだ。前に鬼熊に見せてもらった本の通りの姿になった。


「これが、妖獣態」

「本物の化物だわ」


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