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妖しの魔鏡  作者: 悠志
16/21

十六 狂乱

 登校日の翌日。

 俺と清美と立光の三人は、町から少し離れた二人の老夫婦が営む二階建ての古い木造の旅館を訪れ、勉強会という名目でここに宿泊する事になった。本当の目的は、今後の魔鏡の対策について話し合う為に集まった。


「で、この町の住民はだいぶ減ったが、誰が魔鏡の持ち主なのか目星は付いてんのか?」


 昼食の冷麺をすすりながら、立光が俺と清美にそんな事を聞いてきた。


「そういう立光は、目星付いてんのか?」

「三~四人くらいはな。これでも警察官のお袋を持ってんだぞ」


 どうやら立光、しばらく見ない間にいろいろと調べてくれていたみたいだ。ま、俺と清美もおおよその予想は付けてきている。


「名前を挙げる前に、これだけは言っておくぞ」

「奇遇だな。俺も今立光と同じことを思っていた」

「私も」


 いろいろ調べた上で俺達三人の共通認識として、


「「「町長は魔鏡の持ち主では絶対にない」」」


 であった。

 この町の町長は紛れもなく悪党だし、自分の地位を脅かす人間に対して執拗に差別を行い、町民全員が自分の言いなりにさせる為にこの町にいる反社会的勢力と結託して、脅迫と言う名の圧力を掛けてきた。その内の一つは、現実世界に出てきた悪夢によって全滅させられたが。

 だが、逆に言えばそれだけの力と権力を持っているあの町長が、今更魔鏡を必要としているとは考えられない。そもそも町長は、そういう話は全く信じていない為、魔鏡からの誘いがあったとしても疲れているせいだと思われるのがオチだ。もし持っていたのなら、真っ先に俺を狙ってくるはずだから。

 そんな訳で、町長は除外された。

 一人除外された所で、最初に言ったのは清美であった。


「私が思うには、A組の岸枝さんと、C組の床橋さんじゃないかと思うの。あの二人は結構私を目の敵にしていたし、琢磨君の事を一方的に悪だと決めつけていたし」


 A組女子のリーダー格の存在で、秋崎姉の取り巻きの一人の岸枝。

 力の弱い奴を陰で虐げ、心身共に徹底的に追い詰めるのが好きなクズ女。一番酷かったのは、当時つるんでいた仲間と共にクラスメイトの男子の手足を縛った状態で段ボールに閉じ込め、それを二階の渡り廊下から落とそうとした時であった。

 その時は立光が先生を連れて取り押さえ、男子生徒は何とか助けだした。学校側も、もはや虐めでは済まされないという事で苦渋の選択で警察に届け出を出し、半年間刑務所に入れられた事がある。たった半年なのは、親が雇った弁護士のお陰であった。

 対して、仲間だった生徒は親に勘当され、今年4月に懲役五年の実刑判決が下されて今も刑務所で過ごしている。

 もう一人の候補の床橋は、C組に在籍している女子生徒で、風紀委員長を務めている。

 非常に厳格な性格をしており、問題ばかり起こす清美とは犬猿の間柄。こっちは完全に私怨が混ざっている気がする。


「岸枝なら可能性はあると俺も思う。半年も刑務所に入れられていたのに、まったく反省していないもんな」


 学校側も、岸枝の復学を認めるなんて甘すぎだろ。


「床橋に関してはないと思う。いくら頭の固いあいつでも、善悪の区別がつかなくなるほどバカじゃない。それに、そんな誘惑があったとしても、あいつなら跳ね除けそうな気がする。秋崎の私怨だと思うぞ」

「ちえ」


 清美が目を付けたのはこの二人。その内岸枝は、立光も持ち主ではないかと目を付けていた。


「次は俺だな。俺が目を付けたのは、細池と原田と島崎の三人だ」

「三人とも町の役員の人達ね」

「ま、三人ともクソ町長の甘い汁を啜ってやりたい放題にしているからな。お袋も、証拠さえあればすぐにでも逮捕状が取れるって言っていた」

「よくよく考えると、この町には悪者しかいないのかって思うな」


 これも全部あのクソ町長のせいだが、それを公の場で口にできるような奴は一人もいない。

 この町の住民は、全体の九割以上が町長に怯えて言いなりになっている人占めていて、残り一割は甘い汁を啜っている奴と、秋崎姉の様に深く考えずに鵜呑みにしている奴が占めている。

 そう考えると、完全に恐怖政治を強いているな。

 俺が挙げた三人のうち、細池と島崎は立光も目を付けていたそうだ。

 そんな訳で、残り一人を言う前に立光は少し複雑そうにしていた。


「どうした、立光?」

「いや、その、あと一人は、秋崎の前で言うのは憚られると言うか」

「‥‥‥え?」


 おい待てよ。お前が独自に目を付けていたもう一人の持ち主候補って、まさか。


「先に秋崎に謝っておく。すまない。俺が目を付けたもう一人の候補は」

「まさか!?」


「秋崎清良だ。俺は、コイツが一番怪しいと踏んでいる」


「‥‥‥‥‥‥え?」


 実の姉が疑われ、さすがの清美も放心状態となっていた。


「おい立光、冗談にしては‥‥‥」

「冗談じゃない」


 本気で言っていた。立光は、清美の実の姉の清良が魔鏡の持ち主として一番怪しい人物だと睨んでいた。


「まぁ、あくまで推測だから信憑性は無いが、秋崎姉のこれまでの行いを見ると一番疑わしい」


 立光がそう思うのも無理はない。

 確かに秋崎姉は、生徒会長兼学級委員長を務めているのに清美と違って虐められている生徒や、恐喝を受けている後輩を見て見ぬふりをしている事が多い。それどころか、訳の分からない屁理屈を並べ、その生徒と一緒になって虐めや恐喝に加わる始末。すべては、自分自身を保身の為に。


「じゃあ、お姉ちゃんがオオダコを使って私を殺そうとしたというの?」

「そこなんだ。実の妹を殺したいと思う程恨んだりするのか、だ?ま、それもあの女の性格を考えればあり得なくもないがな」

「それは‥‥‥」


 反論したくても、否定できない事が悔しい清美は肩を震わせていた。

 いくら憶測の段階だからと言って、実の姉を疑われた清美の不安気は拭えず、俺の手を握ってきた。


「清美?」

「ごめん。しばらくこのままにさせて」

「‥‥‥分かった。気が済むまで傍にいてやるよ」


 清美の不安を少しでも和らげる為、俺も清美の手を握り返した。そんな俺達の様子を見た立光は、「あぁ、熱い熱い」と言って自分の部屋へと帰って行った。


「琢磨君は、お姉ちゃんが本当に持ち主だと思う?」

「‥‥‥分からない。でも、俺は違うと思う」

「どうして?」

「俺が生きているからだ」


 秋崎姉は、俺の事をこの世の害悪と信じて疑わない。だから、魔鏡を手にしたその日に俺を真っ先に狙ってくると思うからだ。

 秋崎姉は、臆病で自己保身に走りやすい割には、異常とも言える自尊心と自己顕示欲の塊。その為秋崎姉は、自分が称賛され、注目される事に飢えている。俺を殺した後、学校でこの世の悪は滅んだと誇らしげに宣言するだろう。

 だから俺は、秋崎姉は持ち主ではないと思っている。それに、いくらいがみ合っていても母親のお腹の中にいる頃からずっと一緒にいる、この世でただ一人しかいない妹を殺そうとまでは思わない筈だ。

 いくら秋崎姉でも、そんな暴動には走らないと、俺も信じたい。


        ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 日が落ちた頃

 清良は3年生全員を集めて、ガソリンとライターを持って清美が宿泊している宿を目指していた。目的は、今回の怪事件の首謀者、実の妹の清美を葬る為である。

 しかし、そんな中、清良達がこれから行う行為に反対する生徒が三人いた。風紀委員長の床橋と、町長の愛娘の成美と、清良の取り巻きの女子生徒の一人であった。


「ちょっと皆!こんなの、絶対に間違っているって!」

「秋崎さん、お願いやめて!」

「こんなの間違っているわよ!絶対に正しくない!」


 三人の制止も聞かず、清良達は外灯を頼りに宿を目指していた。清良以外の生徒は、事件に対する恐怖により正しい事とそうでない事の判断がつかなくなっていた。

 二人がそんな清良に恐怖を感じている中、成美だけは清良を説得し続けた。


「考え直して!妹さんが、怪事件の首謀者だという証拠はどこにもないし、実の妹を殺すなんて絶対に間違っているわ!」

「神田さんは甘すぎるわ!今手を拱いていては、事件は解決しないわ」


(だって、世の中の害虫である澤村に肩入れし、そんな澤村を差別する私達を付け狙う。そんなの、清美以外に誰がいるって言うのよ!それに、清美を殺せばこの怪事件も必ず止まる。もう、誰も死の恐怖に怯えながら過ごす心配もなくなる!私は事件を解決した事で皆から称賛され、皆が私を慕い、注目してくれる!)


「私は、私の悦楽の為に清美を殺す」


「例え、悪魔に魂を売っても!」



        ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 夕食を食べ終えた俺達は再び集まり、鬼熊が合流してくるのを待っていた。


「ねぇ、鬼熊さんが言っていたとっておきのアイテムって、何だと思う?」

「さぁ。でも、鬼切丸でも十分にすごいから、それ以上の武器でも持ってきたりして」

「それはないだろ」


 俺の予想は、立光によってバッサリ切られた。


「すごい力を持っていたから忘れていたが、鬼熊はまだ半人前なんだぞ。そんな強力な武器を、半人前の鬼熊にホイホイと貸せると思うか?」


「そうだったな」


 悪夢の一件といい、オオダコの一件といい、鬼熊は俺達の想像を超える力をこれまでも見せてくれた。

だけど、当主である父親からすれば娘である鬼熊はまだ半人前。そんな半人前の鬼熊に、強力な武器を貸してあげる訳がない。

 鬼切丸を持たせてもらっているのは、その刀が紛れもなく鬼熊の物だからなのだ。討伐依頼を受ける事を許された証として、父親から正式に受け継がれた物だ。

 と言うか、そこまで認めているのなら一人前にさせてあげても良いのに。ま、陰陽師の世界の事なんて俺は知らないから、余計な口出しは出来ないか。

 その後、雑談交じりで今後の事を話していると、下の方から金槌で釘を打ち付けるような音と騒ぎ声が聞こえ、直後に鼻を突き刺すような独特な匂いが旅館全体に広がった。


「何が起こってるんだ?」

「喧嘩、じゃないわよね。この旅館には私達以外誰も泊まっていない筈だから」

「それにこの臭い‥‥‥まさか、ガソリン!?」


 立光がガソリンの臭いに気付き、俺達がそれに驚いたその瞬間。窓の向こうから大きな音とともに、炎が激しく燃え上が、窓ガラスがパリンと音を立てて割れた。


「キャアアァァァァァァ!」


 悲鳴を上げる、清美。そして、外から聞こえる大勢の人の歓声と笑い声。

 炎はあっという間に宿全体を覆い、火達磨の状態になっていた。


「玄関に行くぞ!このままでは全員焼け死んでしまうぞ!」

「ダメだ!放火した犯人が、玄関で待ち伏せをしている可能性が高い!出てきた瞬間に襲われてしまう!」


 言われてみれば確かに、俺達が出てきた瞬間に奇襲をかけて襲い掛かってくる可能性だってある。となると、玄関はダメか。


「それよりも、一階の個室の窓から脱出した方がいい!勝手口にも犯人が待ち伏せている可能性があるし、キッチンにはガスコンロがあるから爆発に巻き込まれてしまう」

「分かった!」

「それなら早く行きましょう!ガスに引火して爆発する前に!」

「ああ」


 俺達はハンカチで口と鼻を抑え、出来るだけ煙を吸わないようにしながら一階に降りた。

 個室に向かう前の、宿を管理している老夫婦を助けにフロントまで向かった。スプリンクラーには参ったが、何とか辿り着いた。

 けれど


「これは‥‥‥」


 俺達が目にしたのは、頭に血を流して倒れている二人の姿であった。放火する前に、二人を襲って気絶させたのだろう。一階の騒ぎは、侵入してきた放火犯に抵抗を試みようとした二人の叫びだったのだ。

 俺と立光で気絶してる二人を背負い、その間に清美が一階にある個室のカギを取った。


「あった!一〇三。一番端の部屋へ行くわよ」


 宿の一階には宿泊用の個室は三部屋だけあり、後は老夫婦の生活スペースとなっている。

 なので、玄関から入って一番右側の部屋が一〇三号室となっている。

 中に炎が入る前に、俺達は一〇三号室へと入り、その部屋の窓から脱出をしようとした。

 だけど


「嘘だろ」

「こんなのアリなの!」


 窓には木の板が打ち付けられていて、出られない状況になっていた。


「なんて事を!」


 二人の老夫婦を気絶させた後で、一階にある窓全てを塞ぐのは不可能だ。おそらく、犯人は何十と言うかなりの大人数を率いて犯行に及んだ可能性がある。本当に用意周到だ!

 仕方なく部屋を出ようと思った瞬間、隣の部屋から大きな爆発音が聞こえた。その直後、扉の外が炎で覆われた。どうやら、ガスコンロに引火したみたいだ。


「最悪だ」


 退路を塞がれて、脱出する手段を失った。


「クソ!清美、おじいさんを頼む!」

「え、ちょっ!?琢磨君!」


 抱えていたおじいさんを清美に託し、俺は近くに置かれていた座椅子で板を壊そうと何度も叩きつけた。


「よせ澤村。そんな事をしたら体力を消耗するだけじゃなく、酸素も大量に消費してしまう。破れる前に全員酸欠になってしまう」

「だからって、諦める訳にはいかないだろ!」


 こんな所で死んでたまるか!清美と立光と老夫婦を死なせてたまるか!

 何もせずに待っているなんて、冗談じゃない!


「下がっていろ!」


 微かに聞こえた声に従い、俺は窓から離れた。

 そして


「裂!」


 その一声で、壁が吹っ飛んで大きな穴が開いた。そして、穴の向こうでは鬼切丸を手に持った鬼熊の姿があった。


「皆大丈夫か?早くここから出ろ!」

「助かった!」


 俺は再びおじいさんを抱えて、鬼熊に誘導されて五メートル先にある山小屋まで避難した。その山小屋は、老夫婦が暖炉の薪を保管するために建てた物であった。


「大丈夫か?」

「ああ。ありがとう」

「少し休めば大丈夫」

「危ない所だった」


 老夫婦も、頭から血を流していたが幸いにも生きていた。


「煙が見えたから、気配を消して近づいたら宿が燃えていたからビックリした。あんた達を探していたら、僅かに物音が聞こえたからそこへ駆けつけたんだ」

「居場所を伝える事が出来て良かった」


 それにしても、一体誰がこんな事をしたというのだ!

 俺がその事を鬼熊に聞こうとする前に、鬼熊は鬼切丸を持って山小屋を出た。


「すまないが、私は行くぞ」

「どこに?」

「ここに向かっている時に、玄関先で松明を持った鏡美高の3年生全員が歓声の声を上げていたのが見えた。おそらく、死の恐怖が彼等を突き動かしてしまったのだと思う。その先導をしていたのが、秋崎さんのお姉さんだった」

「お姉ちゃんが!?」

「清美‥‥‥」


 信じられなかった。血を分けた実の妹を、姉が殺そうとしただなんて。

 でも、鬼熊が気にしていたのは他にあった。


「けど、私が着地する前に、彼らの周りが急にぼやけだして、そのまま消えて行ってしまったの」

「ちょっと待て!まさか!?」

「おそらく、この放火は魔鏡の仕業だ」

「なっ!?」


 そういう事か。生徒達の恐怖に付け込んで、俺達を葬ると同時に群がった生徒を一気に捕食しようという算段か。

 どこまで卑劣な奴なのだ!

 それを聞いた清美は、よろけながらも立ち上がって何かを呟いた。


「助けないと‥‥‥」

「清美?」

「お姉ちゃんを、助けないと‥‥‥」


 殺されかけてもなお、実の姉を助けようとするのか。だが、立光がこれに反対した。


「放っておけ、俺の睨んでいた通り。秋崎姉が、魔鏡の持ち主だったのだ!行ってもヤツの思う壷だ!」


 言っている事は分かる。この放火により、秋崎姉が魔鏡の持ち主だという可能性が濃厚になった。行っても襲われるだけだ。


「それでも、私のお姉ちゃんだから」

「秋崎。気持ちは分かるが、お前の姉は」

「まだ、お姉ちゃんが持ち主だって決まったわけじゃないわ!」


 それでも清美は、姉を信じたいのだな。

 自己中で、保守的で、注目される事に飢えていて、自分を守る為なら手段を択ばない性格をしていても、清美にとってはこの世でたった一人の姉妹。

 どうしても、助けたいのだな。


「分かった。その代り、俺も一緒に行く」

「琢磨君」

「俺も、清美のお姉さんが魔鏡の持ち主じゃないって信じる」


 正直言って、ここまでやらかしたら俺も秋崎姉が魔鏡の持ち主ではないか疑っている。

 だが、俺はそれ以上に清美を信じる。


「ッタク!じゃあ、私の指示に従っていろ」

「分かったわ」

「ああ」


 鬼熊の了解を得て、俺と清美は秋崎姉を助ける為に鬼熊と一緒に玄関先へ同行する事になった。


「俺はここに残って、二人についている」

「ああ、頼んだ」


 老夫婦を立光に任せ、俺達は、秋崎姉と他の生徒の救出と、この事件の首謀者である魔鏡の持ち主が誰なのかをこの目で確かめるべく、皆が集まる玄関先へと走っていった。


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