いやだな
またか…。
こう言うのテンプレって言うだろ?
「誰か!!!」
本当呪われるんじゃないかと思うぐらいあるんだがどうなっているんだ…。
転生者はそう言う運命みたいなのがあるのかもしれない。逃げたくても逃げれない。そう言う何かが…
「いや!!」
「いいじゃねえか! ちょっとぐらいよ!」
はー。俺こう言うの大っ嫌いなんだ。俺は第一印象はいいとか格好つけたがりっとか言われるが…。
「おい。」
「あん!? なんだお前?」
俺は今にも女の服を破りそうなクソ男の肩を叩きこちらに向かせたが…
「くさ…」
「お前喧嘩売ってんのか!」
思わずこの男の息が臭くてダメージを受けてしまった。この男見た感じ冒険者だ…。剣持ってるし、底辺冒険者がよくきてる革の防具着てるし…
「いや悪い。別に喧嘩売ってるわけじゃないんだ。ただ女が辞めて助けてっとか、叫んでるし、見にきたら何か服脱がそうとしてるから、止めに来ただけだ。」
「何だ? 正義味方きどりか!?」
「別にそう言うわけじゃないが。」
「あんまなめってと!」
そう言って剣を抜こうとしてきたから、とりあえず…。
「何してんだ? 」
「あ! 兄貴!」
俺がとりあえず先手必勝に目打ちからの金的を決めようとした時に声をかけられ思わず止めてしまった。
あー。腹がへった…。
本当面倒くさいが仕方ない。性分だからな。
「何してんだよ。お前? 揉め事か?」
「今いい所だったんですがね! こいつが生意気言うんで痛めつけてやろうと思ったんですよ!」
「ふーん。つまりあれか? お前が女とやろうとしてる時にこいつが邪魔しようとしたのか?俺そんな偽善者大嫌いなんだよな! どれ俺もまざるか…?」
そう言って俺の胸ぐらを掴み殴ろうとしてきた奴がピタっと止まった。
「どうしたんっすか? 兄貴?」
「あ…。や。あのすいませんでした。」
「へ? 兄貴?」
「では。これで! おいこっちこい!」
そう言ってあいつらは、どこに行ってしまった。何か兄貴って呼ばれてた奴が、あいつは頭がおかしいから関わるなっとか何とか、言ってたが何なんだろ。
「あの…」
「うん?」
「助けて頂いてありがとうございました!」
そう言って女が頭を下げてきた。その女は服は普通ぽいの着てるが…
「気にしなくていい。君は運が良かっただけだ。」
「え?」
本当運がいい。こんな襲ってくださいって言われるような地区にいらのか不思議なぐらいだ。スラムほど危なくはないが、ここも結構治安が悪い。
ちらってもう一度女性を見るが…
うん。これは俺の領分を超えそうな何か下手に関わると行けない危ない匂いがするな。
そんな面倒くさい匂いするのは誰かに押し付けるのに限る。
「ここは危ないから…」
それから俺は女を連れて門番をしてる騎士まで連れて行って押し付けた。
これでまあ大丈夫だろ。
俺は少しほっとしてそのまま姿を消した。
俺はそのあとスラム町に行き隅っこで寝ていた。 もう暗いしあまりうろうろしてるっと面倒くさい事になるし。
本当俺は転生に向いてないみたいだ。いや異世界のこの世界は順応していけると思うがそう言う問題ではないのだ。
転生が向いてない。自由が向いてない。俺はしらばれて生きてきたからなのかも知れない。
俺は今まで自分の生きる道を決める事さえ出来なかった。学校は通わせてくれたが義務教育と皆を欺く訓練として通わされてた。
まあ俺の家は暗殺者を育てる家だったからしょうがないのか。はあ…