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目覚め  作者: もんじろう
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6

「お母さん、ここは?」


 私が訊くと、お母さんが抱きついてきて泣きだした。


 お父さんも泣いてる。


 周りを見回すと部屋の中で、私はベッドに横になってた。


 病院みたい。


 お父さんが呼んできたお医者さんが、私をいろいろチェックする。


「問題ありません」


 お医者さんがそう言って出ていくと、お母さんが状況を説明してくれた。


 あの日、私とミントが歩いていた場所の近くのビルの屋上でロボットクレーンが資材を運んでた。


 その作業の途中、資材を止めたワイヤーが切れて真下に落ちてしまった。


 いくつかの資材が私たちの上に降ってきて…私は重体になって病院に運び込まれた。


 ミントが守ってくれたから、私は頭と心臓は怪我をしなかった。


 そのおかげで最新のサイボーグ医療の手術を受けた私は、何とか助かった。


 人類が火星に来る前のテクノロジーだと、完全に死んでたレベルの状態だったって。


 お母さんの話を聞いた私は慌てて自分の身体を確かめた。

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