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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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11話

歳が離れてるほどに仲良く、年長者が面倒を見てくれるのが当たり前のようになっているむつにとっては、姉妹だからこそよく面倒見て貰えるものだと思っていたが、らせつのところは違うようだった。


「そうなんだ。お山に居てもつまらないから、ついて来ちゃったのかな?」


「………」


「人とは関わらない方がいいと思うわよ?連れてきたあたしが言うのもなんだけど。それに、さゆきちゃんを連れ出した人間の仲間って事はさ、誘拐犯みたいなもんだし」


「………」


祐斗が心配だと言っていたが、本当の理由は何なのか知りたいむつは、ゆっくりと言い聞かせるように話をしている。らせつは落ち着かないのか、身動ぎをしている。


「…本当は何で一緒に来たのかな?怒ったりする気はないよ?でもね、理由もなく来てたら、山の神に怒られるじゃ済まなくなりそうなの」


あたしが、とむつは言って笑った。


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