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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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10話

「まぁいいや…祐斗も聞いて。確信はないけどね。でも、1人だけ妖を…あたしが見た時には人だったけどさ。それを操るような事を出来る子を知ってる」


「子?」


「子供なのか?」


「うん…操るってよりも、力を与えるっていうか…とにかく、変な能力を持ってるのを知ってる。その子はね…祐斗は遥和さんが犬神の事で相談に来た時に見てるはず」


祐斗も知っている物だと言われ、しばらく考えてた。京井という正体を犬神という妖から、同属である犬神の事を相談に来た時の事を思い出していた。


「あ…あの時の子供?」


「うん。篠田さんが絡んだら夏の時も、菜々の学園での時もあの子が絡んできてた…あの子、人でもないし妖って感じでもないのよ」


むつと祐斗だけが分かっているが、ちかげはさっぱり分からないという顔をしている。


「むつ…」


「分かった、言うから」


待ってよ、とでも言うかのようにむつは両手を上げて見せた。

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