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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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10話

「遠慮だよ。後は…そうね。今まで能力をさらけ出して居場所を得られた試しが少ないから…言ってしまって、嫌われたらどうしよって、また独りになったらどうしよっていう恐怖かな。あたしは、そうだよ…」


「嫌ったりしませんよ。それこそ…今更ですよ?そう思うって事は、やっぱ信用されてないって事じゃないですか」


「…祐斗は強いわね。孤独を知ってるから…信用してても怖いのよ。菜々にだって、あたしは話せない事もあるもん。ずっと一緒に居たいからね」


「そうなんですか?でも…どうしたらいいんでしょうね。俺は、むつさんもですけど湯野さんと社長が何であっても一緒に居たいっすよ。だから、迎えに行くんですから」


「そうだね、あたしもそうだよ。颯介さんと社長見付け出したら、一発くらいはグーで殴らないと」


「本気でやりそうっすね。そんな事は出来ても、話は言えないって…難しいっすね」


「あら…言われてみたらそうかも。嫌われない、大丈夫だっていう甘えがあるのかも」


「だったら、その甘えで何でも話してください。西原さんよりは、むつさんの気持ち分かってあげられると思いますし」


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