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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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9話

緑茶を飲みながら、タバコを吸い始めたむつは、ごろんっと横になった。そんなむつの前に、祐斗は灰皿を置いた。


「明日は…朝1で行かないとかな」


「…それより、むつさん」


「うん?社長も立ち寄ってるのかな…ここら辺に。胡散臭い男って社長かなって思ったんだけど」


「俺も思いました…だとしたら、1日遅れって事ですね、俺らは」


「1日の遅れは大きいわね。社長は何か他にも聞き出したのかしら?全く…どこに行ってるのかしら?元刑事なだけあって、情報を拾うの上手そうよね」


「湯野さんと社長を追い掛けるって、本当に難しい事っすよね。むつさんを追うのも大変っすけど」


「あたし?あたしなんて分かりやすいもんよ。家か居酒屋に居るもん」


「…普段の話じゃないっすよ」


「とにかく、お風呂肺って寝るわよ‼管狐も何だか全然顔出さないし…早く凪君見付けてあげなきゃ」


ぎゅっとタバコを消したむつは、鞄から着替えを掴むと風呂場に向かっていった。



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