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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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9話

そんなに詳しい話がなく、噂程度だと判断したむつは、切りのいい所で男たちに礼を言って、もう1杯呑んで下さいと言って、さっさと祐斗の所に戻ってきた。


「むつさん?」


「…出遅れてる感半端ないわよ。社長とあたしら以外は集まってるみたいだもん」


男たちの所に居た時の、若い女の子のようなノリはどこに隠したのか、険しい表情で眉間にくっきりとシワを寄せている。


「くそったれ」


何に対しての悪態なのかは分からないが、吐き捨てるかのような言い方をしたむつは、くいっとビールを呑んでグラスを空けると、ようやく箸を持った。

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