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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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9話

「私はむつと言います。今日こっちに着いたばかりなんですけど…大学の郷土研究の為に来たんですけどね。雪女っていうのが聞こえて、何か気になっちゃったもんで」


やけに、すらすらと嘘をつくむつを祐斗は、ぎょっとしたように見ていた。だが、むつの嘘には本当も含まれている。


「きょ…郷土研究?こんな所に?」


「はい!!私、土地にまつわる言い伝えとかが大好きなんです。雪女って妖怪のですよね?この辺りには、そういう言い伝えがあるって知ったので、現地でお話を聞けたらなって思って来たんです」


むつの熱意に押され気味なようで、男はややのけぞるようにしている。だが、むつはお構い無しで、話を聞きたいとせがんでいる。そんな様子を見ながら、凄いなと祐斗は、ただただ感心していた。

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