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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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9話

特に会話もなく、むつと祐斗は目的としていた場所までやってきた。そこは、郷土資料館と呼べる物なのか、むつは少し首を傾げていたが、出入りは自由なようで、寒さをしのぐ為にもと、さっさと入っていった。


「…何か…博物館みたいっすよね」


「…博物館なのかしら?うーん…色んな物を集めて置いてあるようにしか見えないけど」


そろっと辺りを見回したむつは、この建物の職員がいない事を確認して、ふぅと息をついていた。


ガラス越しには、この辺で発掘された物なのか、よく分からない器のような物が並んでいる。むつが知りたかったのは、雪女に関しての事だったが、ここには目的となる物はあるのだろうか。期待はしない方が、いいかもしれないと思いつつも、ざっと見て回る事にした。

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