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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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9話

人通りはほとんどないが、車の交通量はそこそこにある。やはり車がないと、不便な所なのかもしれない。


「…レンタカー借りちゃう?」


「不馴れな雪道での運転はしない方が…いいんじゃありませんか?」


「そうね…事故るかもしれないし」


だが、車があった方が便利そうだなと祐斗も思っていた。そうは思っても、免許を持っているのはむつだけだ。自分もそろそろ免許を取りに行かなくてはいけないかと、祐斗は思っていた。


祐斗は傘を差しながら、むつの歩幅に合わせてゆったりと歩いていた。むつの歩くのが遅いというわけではないのにと、祐斗は少し首を傾げていた。


祐斗が何を考えているのかも知らないむつは、辺りを見回していた。道路の両サイドには、畑や雪の積もっている空き地が広がっている。畑や田んぼの間を道が通っているようだった。

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