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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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9話

タバコを吸いながら、携帯を見ているむつは、溜め息を漏らしていた。


「どうかしましたか?」


「先輩にね、社長に電話してみてってお願いしといたの。やっぱり、電源入ってないって」


「何で西原さんに?」


「もしかしたら電源入ってるかもしれないでしょ?あたしからの電話が嫌でも、先輩からなら出るかなって思ったけど…」


「結局は電源切ったままって事ですか」


「そうみたいだね…」


西原にメッセージを送ったのか、むつは携帯をポケットにしまった。ここ最近は、いつにないくらいに携帯を確認するむつは、やはり落ち着きがないのかもしれない。今しまったばかりの携帯をまた取り出して、画面を見ては溜め息を漏らしていた。

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