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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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9話

西原が見守る中、むつは券売機で切符を2枚買い、しっかりと領収書も出していた。ぼんやりとしているようだが、ちゃんとやる事はやれそうだな、と西原はほっとしていた。2人が改札をくぐる前に、西原は近くの売店で飲み物や弁当なんかを適当に買い込んで、祐斗に持たせた。


「ありがとうございます」


「…ちょっとしゃきっとするまでに時間かかりそうだからな…頼むよ」


「分かりました。頑張りますから…何かあったら、連絡しますので…今日はお仕事ですか?」


「今日は非番だから。いつでも連絡しておいで」


いつでも西原に連絡出来ると分かってか、祐斗は少しほっとしたような顔をした。こんな状態のむつと2人での行動を、本当に不安に思っていたのかもしれない。歳上なんだから、しっかりしてくれよと西原は思うが、新幹線を降りてからは大丈夫だろうと思う事にしておいた。

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