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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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9話

交代で風呂に入ったむつと西原は、早々に寝る準備を始めていた。寝る準備と言っても、西原には何もない。むつがぺたぺたと化粧水やら乳液やらを塗り、髪の毛を乾かすのを待っているだけだった。


「大変そうだよな」


「…そうね。こういう時には短い方がいいかなって思ったりもするけど」


「でも、切らないんだな」


「短い方が好き?」


「いや、長い方がいいな…って、俺の好みに合わせてくれるのか?」


「どうかな?」


合わせるとは言わないむつは、丁寧に櫛を通してドライヤーで髪の毛の根本から乾かし始めた。

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