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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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9話

そろそろと座った西原は、やはり落ち着きなくきょろきょろとしている。何かあったのかと、むつはすいっと目を細めていた。


「…こ、怖い顔すんなよ」


「え?そんなつもりは…ごめん。だって急に来たから何かあったのかと思って…落ち着きもないし」


「あ…いや、俺もごめん。何かあったわけじゃないんだけどな…相変わらず山上さんの家は分かんないし」


「そう…社長って不思議よね。胡散臭い雰囲気は昔からなの?」


「あの雰囲気は昔からだな…でも、信用の厚い人だと思うぞ?少なくとも俺はそう思ってる」


「ん、それはあたしも。信用出来るし、適当そうでも責任感強いし」


いい上司だわ、とむつが言うと西原も頷いていた。だからこそ、そんな山上が連絡もなしに居なくなったという事は、何かに巻き込まれているのではないかと思わずには居られなかった。

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