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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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8話

「ね!!ちゃんと言葉分かってるよ‼祐斗、次」


はいはいと返事をした祐斗は、地図を畳んでファイルにしまうと、自分の持ってきたファイルをめくり始めた。


「…県ごとの地図もあるのかな?」


祐斗の手元を見ながら、むつの言う継ぎが何なのか察しのついた冬四郎が言うと、祐斗は頷いた。


「何でかは知りませんけど…県の何市のどこどこっていう細かな地図まであるみたいです」


「凄いな…」


「どこでの仕事になるか分かんないからって社長が用意してたの。ま、ネットで調べたら出てくるし、カーナビもあるんだけどね…あたしも社長も…紙をめくる方がしっくりくるタイプなもんでね」


「あー…むつは辞書も本のやつ使いたがるもんな。電子辞書のが早いのに」


「アナログなの‼いいの、それで‼辞書はページめくりながら、色んな言葉が見れるよ?電子辞書よりも多く視界には入るし」


「…悪いとは言ってないだろ」


管狐に鼻をくっつけて、西原も悪いやつだとむつが言うと、管狐はちらっと西原を見ただけだった?


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