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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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8話

管狐を冬四郎の肩に乗せたむつは、立ち上がると倉庫の中に入っていった。ごそごそと何かを探しながら、ぶつぶつと何か言っているようだが、それはよく聞き取れなかった。


「…むつ、何か言ってるぞ?大丈夫か?」


「大丈夫な気がしませんね」


西原に言われた祐斗は、立ち上がると倉庫に向かった。むつに何を探しているのかと声をかけ入っていくと、2人して探し物を始めたようだった。


「大丈夫でしょうかね、あの2人で」


「まぁ…大丈夫じゃないか?どっちも子供じゃないんだから。それにしても…山上さんは同期で仲良さそうな人にも住んでる所教えてなかったなんてな。用心深いんだか何なんだか」


「そう、ですね…宮前さんでも知らないなんて…家の行き来あるのかと思ってましたよ」


「無いんだよな。山上さんがうちに来た事も…現職時代には1回も無かったな」


「警視正や篠田さんでも無いんでしょうか?」


「無いかもな…あったとしても、そこにまだ住んでるとも言えないからな」



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