表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
480/1090

8話

「だから、そっちの方なんだろうなってのは分かるんだけど…雪深い地方っていってもさ、多いでしょ?その辺って目当てはつけても…って感じでさ」


その辺だろうとは分かっても、それがどこなのかはむつにも分からない。だから、考え込んだまま言い出せなかったようだ。


「湯野さんと弟さんの言葉に訛りは?」


「無いのよね。標準語ってやつ?」


言葉のはしはしに地方独特の訛りが出れば、ある程度の地域は絞り込めそうだが、颯介も凪にも方言も訛りもなかった。


「かなり難しいな」


そのくらいの手がかりしかないとなると、冬四郎と西原でも、どの辺という事を言ってやれそうになかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ