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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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8話

「…そういう事だ。2人で協力すればいいんだから。山上さん探して、湯野さんの迎えに行ってきなさい」


まとめるように冬四郎が言うと、むつと祐斗はきょとんっとして瞬きを繰り返した。冬四郎の方から、いってこいと言われるとは思いもしなかったむつは、少し驚いていた。


「とりあえす、何をしなきゃいけないんだ?」


「あ…えっと…颯介さんの実家の場所!!」


「…どうやって調べるか、だな」


「うーん…」


個人情報を調べる手立ては、むつにも祐斗にもない。ここで冬四郎と西原を頼ったとしても、そう簡単に個人情報を教えてくれるとは思えない。


地元を知るというのが、1番難しいとむつは腕を組んで考え込んでしまっていた。祐斗も何か手立てはないかと、悩んでいた。眉間にシワを寄せている2人を、冬四郎と西原は微笑ましげに眺めていた。

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