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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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8話

ノックもなしにドアが開けられると、祐斗はがたっと立ち上がった。だが、そこに立っていたのは山上ではなかった。さっき電話をした冬四郎だった。


「………」


祐斗の顔が、あからさまにがっかりしたといっているのに気付いた冬四郎は、少し申し訳なくなった。そんな冬四郎が事務所に入ると、後から西原も入ってきた。


がっかりした顔の祐斗だったが、電話で事情を説明した2人が、わざわざやってきてくれるとは思いもせず、それはそれで驚きもしたが嬉しかった。


「…谷代君は思ってる事が顔によく出るな」


「あ、あの…すみません」


「いや、分かりやすくていいよ。むつは?」


「奥に…」


人が来たというのに、むつは顔を出す事も立ち上がりもせず、ただじっとソファーに座っていた。

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