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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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8話

むつから言われた祐斗は、西原にも電話をかけた。むつからの電話だと思ったと、がっかりはされたが事情を話すと、山上と繋がりのあった者に聞いてみると言ってくれた。


「やっぱ先輩も知らない、か…こっちにもなーんにもない。今回の事が片付いたら書類も整理しないといけないわね」


ぱたんっとむつがファイルを閉じると、普段触らないだけあってか、埃が舞っていた。


「社長こそ…秘密主義すぎるわね」


「そうですね…」


「何かムカついてきた。そもそもさぁ‼颯介さん地元にって言うけど、どこよ‼地元ってどこ!!現住所しか記載ないわよ‼」


「………」


むつが怒るのも分からなくはないが、人の事は言えた義理ではないだろうと、祐斗は思っていた。だが、今回の事はよろず屋に依頼としてきている事だ。家庭内の事もあるかもしれないが、全くの部外者とも言えない。祐斗はここは何も言わずに、黙っている事を決めていた。

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