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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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8話

『聞いたよ…雪女だけじゃなく凪もか、って思った』


「うん…ちかが、あたしの所に来て教えてくれたの。たぶん、信用できる話だと思うから、かなり用心して欲しい」


『そうかい。ありがとう…』


「ううん…ね、あたしたちに出来る事あったら何でも言ってね?祐斗もきっとそう思ってるから」


『…あぁ、そうさせて貰うよ』


颯介の声を聞きながら、むつは困ったような笑みを浮かべた。疲れきったような声をそうだが、何でも言ってと伝えた所で、颯介はきっと何も言ってこないだろうなと感じたからだ。だが、むつはそう感じたとは言わなかった。


「うん、とにかく…今夜はしっかり休んでね。疲れきった声してるし。明日からも動くのに、そんなんじゃ身体もたないわよ?」


『社長にも同じ様な事言われたよ。飯食って寝ろってさ…そんなに疲れてそうかい?』


「疲れてそうだよ。ってか疲れてるでしょ?」


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