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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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7話

「…戻ってきた」


むつの呟きに対して反応が遅れた冬四郎は、一時停止し損ねた。だが、むつも山上もそんな事は気にしていない。むしろ、止めさせずにそのまま流すように言っていた。


しばらく見ていると、ぷつんっと映像は途切れて砂嵐に切り替わった。ここでコピーしてきた分は、終わりという事のようだ。


「…最初に見た映像もう1度見ますか?」


「いや…むつ、どうする?」


「うーん…見なくてもいいかな。とりあえず、凪君は山には行ったみたいなのは分かったし…最初はちかが映ってたけど、その後は居なかったし…まぁ分かりやすく映る方が不自然なんだけどさ。あの人の場合は」


「誘導か?」


「…本当に狙ってるように思わせたいとしてるなら、他の何か理由が必要よね?」


理由など思い付くはずもないし、むつはちかげの言っていた事が嘘だとも思いたくはなかった。

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