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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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7話

どの程度まで見たら気が済むのか、むつも山上も何も言いはしないが、冬四郎には2人が何を気にしているのかは何となく分かった。凪も狙われているとなれば、追っている者が居るかもしれないのだ。ただ、それは見ても分かるとは思えない。むつの元に忠告にやってきた、ちかげが凪を追っているなら別だが。


「早送りしてくれ。弟が戻ってくるか見たい」


飛ばし飛ばしではなく倍速にして、それで人の出入りが分かるようにして見ていく。むつと山上は画面から視線を、外すことはない。だが、目は忙しなく動いている。どうやら、むつも山上も動体視力は、かなり良い方なようだった。


倍速にして見ているからか、人の出入りが早くてそれを見ているだけで疲れてくるし、目も乾燥してくる。祐斗と冬四郎は、目頭をぐりぐりと指先で押していた。

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