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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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7話

「むつ、見てみろ」


冬四郎に呼ばれたむつは、頷いて立ち上がった。冬四郎と山上の間に座ろうかと思ったが、祐斗も手招きした。むつはテーブルを少し押すと、冬四郎の前で膝をついて座った。祐斗は山上の前で膝をつくと、むつの隣で一緒にパソコンを覗き込んだ。


「お前…ソファーに座れよ」


「いい。そうしたら、祐斗と社長が一緒にパソコン見れなくなるもん…ここでいい」


冷えるぞと言いかけたが、祐斗もそうしている以上、3人でしっかりと見たいのだと察した冬四郎は、それ以上は何も言わなかった。今回は颯介の問題なだけに、むつは祐斗と山上とで颯介の力になってやりたいというのが、よく伝わってくる。それほどまでに、颯介の事は仲間として大事に思っているのだろう。

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