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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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7話

最後に冬四郎がキッチンから出ていくと、むつは携帯を耳に当てていた。誰かに電話をしているようだったが、相手はまだ出ないようだった。


「出ないや…電波は届いてるけど」


「そうか。折り返し…あるといいけどな」


山上の口調は折り返しの電話は、期待出来ないとでも言いたげな感じだった。そんなに颯介は必死になっているのか、と冬四郎は感じていた。そして、その必死な気持ちはきっとここに居る誰よりも分かる。それを思うと、颯介の力に少しでもなってやりたかった。


よろず屋の3人が少し落ち込んだような顔をしている中、冬四郎は平然としてパソコンを開くと電源を入れた。今はコピーさせて貰った映像を確認する事が、出来る事だったからだ。

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