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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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7話

「山上さん、話つきました。行きましょうか」


「あぁ。ご協力頂いてありがとうございます」


山上が頭を下げると、管理会社の男は恐縮したように、ぺこぺこと頭を下げていた。


「むつ、その映像借りられる事になった。みやのパソコンで後でゆっくり確認しよう」


それでビジネスバッグを、持ってきていたのかとむつは納得した。冬四郎は慣れた手付きで、映像をコピーさせて貰うとUSBをむつに持たせた。


「では、我々はこれで。お忙しい所、ご足労頂いて本当にありがとうございます」


「ありがとうございます」


冬四郎が頭を下げて礼を言うと、むつも頭を下げた。そもそもが警察の仕事ではなく、よろず屋の事で来ているのだ。それなのに、警察と偽っていては管理会社の男に、少し申し訳ないような気がしていた。だからといって、正直に言う気もない。むつと祐斗は先に管理人室から出た。

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