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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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7話

「そうですか…」


むつと山上は険しい顔をして、一点をじっと見ている。だが、見ていても何も進まないからと、山上は続きを再生するように、むつを促した。


「すでに接触してるわね…」


「ごちゃごちゃしてきたな」


「…あたしらがさらに引っ掻き回す感じ?手を引くのは簡単だと思うけど、どうする?」


「引かない」


「知ってる」


会話をしつつも、画面から視線を外す事のない2人は、その後も何が映るか分からないからと、かなり集中していたようだった。しばらくは、住人が帰宅したりするばかりで、出ていくような人影はない。それに何か不振な物が映るような事もなかった。


「…そろそろ朝だわ」


画面に表示されている時刻を見たむつは、凪が出ていく様子が映るはずだと呟いた。

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