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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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7話

冬四郎の運転で颯介のマンションまでやってきた3人は、冬四郎の後に続いてマンションに入った。すでに連絡をしておいてくれたのか、管理会社の男が居た。冬四郎は身分を明かして、何があったのかをかいつまんで説明していた。わりと丁寧だし、物腰も柔らかい。だが、管理会社の男は何やら落ち着きがない。


「…社長の威圧感」


何でだろうと思っていたが、むつがこっそりと耳打ちをしてくれたおかげで祐斗にも訳が分かった。刑事でも何でもないというのに、冬四郎より山上の方が刑事らしい怖さがある。


山上の元で働いていた時の冬四郎は、きっと今のような感じだったのだろう。


「コンビとしてはいいわよね。優しい人と怖い人でさ…社長ってば、凄かったんだろうね」


他人事のように言いながら、管理会社の男にカメラの映像を見せて欲しいと言っている冬四郎と、それを監視するかのように見ている山上を見て、面白そうに笑っていた。

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