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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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7話

「で、やっぱり凪君追う感じですか?」


「人命優先…って思ってるけど。向こうはさ、情報網が警察の上をいくんじゃないかな…凪君がこっちに向かってる時から知ってたみたいだから。こっちに来てから、颯介さんの弟って分かったらしいけど」


「警察の中に居そうだもんな、協力者」


「それ…それに、あの時の雪女たちもさゆきって子を追ってる。尚更、凪君が危ないんじゃないかなって思う」


「湯野ちゃんに話しておくか…」


「それがいいかも。颯介さんが凪君を見付けて保護したとしても…狙われる可能性があるし」


「それにしても…何だってあいつはカメラに映ってたんだ?あ‼しまった…あいつが映った時間確認しとくんだった…」


「時間が分かったら、何か分かるの?」


「もし、弟を追って行ったんなら時間は重要じゃねぇか?その時刻にカメラでは確認出来てなくても、通ってるかもしれねぇし」


「…だから、わざと分かりやすく映った?」


「ますます怪しいな」


「敵なのか味方なのかはっきりして欲しい」


「…敵だろ?」


敵対したくないのに、とむつは呟いて冷たくなったコーヒーをすすった。

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