表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
381/1090

7話

「むつさん、ちかさんたちが本当に凪君まで狙ってるとしたら…湯野さんも危ないですよね?湯野さんにこの話は…」


「颯介さんにも話した方がいいかな…そこは社長の判断に任せるつもりだけど」


タバコを吸っていた山上は、煙を吐き出しながら、どうしようかと悩んでいるようだった。颯介に話しておけば、警戒する事は出来る。何の構えもないよりは、いいかもしれない。だが、弟が殺されそうだというのは、なかなか言える話でもない。ましてや、凪が探している雪女のせいでとなると。


「…凪君が雪女の事を諦めたら、身の安全が保証されるってわけでもないのよね。今回の事って、きっと」


「関わりすぎてるから、ですか?」


「うん…幼馴染みって言ってたでしょ?それに、凪君は雪女…さゆきだっけ?幼馴染み以上に想ってるんだと思うな」


「…好きって事、ですか?」


「うん…たぶん…でも、どうかな?家族みたいな感じの大切さなのかもしれないけど。あたしは、凪君が話してたの聞いて、きっと恋してるなって思った」


「人と妖の…ですか?でも、それって成り立つ物なんでしょうか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ