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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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7話

「…凪君を探してるよ。人を襲う妖を人間が連れてた。その人間は妖に関わりすぎてるって…だから、その人間も消すように命令が出てるって、ちかは言ってた」


「え、それって…」


「人を襲う雪女と一緒に居る凪君も殺される可能性が高い…って事。その話をね、ちかから聞かされて。社長には祐斗が来る前に話しておいたの」


「…あっ‼さっきの…むつさんが指差してた人って、ちかさんだったんじゃ…」


「たぶん。そうだよ…だから、ちかの言ってた事は本当なのかなって?でも、誘導されてる気もするよねって。分かりやすく映ってるんだもん」


「そうだったんですね…どっかで見たようなって感じでしたけど…むつさん、よくすぐに分かりましたね」


「分かるよ。今朝も顔見てるもん」


「素顔ですか?」


「勿論…何で?」


「俺…ちゃんと顔見た事ないんで…いいなぁって思っただけです」


「…?」


顔を見ているむつが羨ましいと言うが、祐斗はそんなにちかげと接点もないのではないだろうか。祐斗は好意的なようだが、その理由も分からずむつは首を傾げた。

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