表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
359/1090

6話

「適当に座ってちょっと、待っててくださいね。今お茶いれて、頼まれた物持ってきますから」


そう言った冬四郎はすぐに出ていった。会議室のように、長机の並んでいる部屋は当たり前だが、殺風景で机と椅子の他には何もなかった。


「来客の時ってこういう部屋なの?」


「来客ってより、まぁ…何かしらあっての時は、こういう部屋だな。他に部屋ってないからな。取調室行くのもおかしいだろ?」


「ま、そうよね」


「取調室なんて、行きたくねぇだろ?祐斗は参考に見ておくか?」


「いえ…何の参考にもしたくはないので」


肩をすくめて見せたむつは、手近な椅子を引いて座った。部屋が広くはないからか、長机ではあっても椅子はビジネスチェアのようで、座り心地は悪くなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ