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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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6話

「…たまたまじゃねぇのか?」


「たまたまの可能性もある。でも、雪女がもたらしてる可能性もある。凪君が電車とか使ってどこかに移動したんなら、後者の線も強くなる。違いますか?山上警部殿」


くっと意地悪そうにむつが笑うと、山上は溜め息混じりに額に手を当てた。


「…警部止まりなの誰に聞いた?」


「さっき電話で、お兄ちゃんから」


「あいつ余計な事言いやがって…さしずめむつは巡査部長で祐斗は巡査だな」


「…警察ごっこ?ペアで動くべき?」


「…3人で行くぞ。祐斗支度しろ」


社長を現場に出させるつもりか、と文句を言っていたくせに、やはり出てくるんだなと思ったむつは、山上がこんなに積極的に動くのには、何かしら訳があるなと思っていた。

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