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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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6話

「…颯介さん遅い。折り返しの電話もない」


「…そうっすね」


時計の針が進むにつれ、むつと祐斗の心配も積み重なっていくのか、2人はほとんど会話もなくなっていた。


「あんまり何回も電話したら迷惑だよね」


「かもしれないっすね。でも…今日って出社日ですよ?湯野さんが続けざまに寝坊なんて…」


「うん。ってか、祐斗は何で居るの?学校は?」


「もう授業ないんすよ。今回は試験も無いのばっかりで、その分レポート試験って感じで」


「…だから、パソコン使ってたんだ?それも、もう終わってるの?」


「後少し…読み返してから、直していこうかと」


「学生は大変ね。バイトしながら、レポートして…特にこんなバイトじゃゆっくりレポートも書けないんじゃない?大丈夫?」


「大丈夫っすよ、むつさんと湯野さんが厳しく見てくれますから…レポートよくなったって言われるくらいで」


「そう?ならいいけど」


そういえば、よろず屋に入る前に颯介がどんな仕事していたのかさえ、聞いた事ないなとむつはふと思い出していた。

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