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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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6話

「おい、むつ…今は雪のシーズンの駆け込み時期か?それなりに高いぞ」


「…シーズン外したら安いよ。雪はないけど」


「冬の露天がいいんだよなぁ」


「社長ってお風呂好きですよね?」


「あぁ、風呂とサウナ好きだな」


「近場でいいからさ、落ち着いたら慰安旅行しようよ。ゆっくりしよ」


「そうだな…また京井さんに頼むか」


「えー…皆来そう」


犬神という妖だが人のいい遥和の事だから、冬四郎も西原もこさめも篠田も菜々もと人数があっという間に、増えるんだろうなとむつは思った。人数が多ければ楽しい事も多い。だが、今はよろず屋の4人で、ゆっくり行けたらいいなとむつは思っていた。そうすれば、今まで話せなかった事も、言えたり聞けたりとするのではないかと。自分の事もいつもとは違う雰囲気でなら、言い出せる。そんな風に思ってもいた。

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