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よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
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6話

店員がやってきて、レモンチューハイのおかわりと白米が置かれると、むつはそのどっちもに手を伸ばした。


「…後ね、凪君ってあんまり管狐を使役出来てないんだなってのも分かったね。颯介さんはさ、弟の方が能力もあるから家を継ぐ事になったって言ってたけどさ」


「継ぐ事になった理由は分からないけど、そうみたいだな。湯野ちゃんも弟が管狐を追えないって知って驚いてたな」


「それに、凪君は雪女が団体で居た事も不思議には思ってなかったみたいですよね。むつさんが聞いても答えてはくれませんでしたけど…凪君とさゆきって雪女、何か特別な関係なんでしょうか」


「まぁ…凪君にとっては、ただの幼馴染みってわけじゃなさそうよね。相手が雪女で、しかも人を襲うようになってても、一緒に居たいって言えるんだもんね」


「…嫌な仕事になりそうだな」


山上はビールを呑み終えると、自分でチューハイを頼んでいた。山上の言う通り、いい仕事にはなりそうにもないと、むつも祐斗も感じていた。

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