表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
301/1090

6話

「朝?朝なんかしてたのか?」


「…してました。羨ましくなるくらいお似合いですよ?あんだけ真剣に思ってくれる人、なかなか居ないと思いますし西原さんでいいんじゃないですか?」


「…祐斗は先輩の味方?」


「じゃなくて、むつさんだって…好き、なんですよね?西原さんが」


「え、えっと…あー…」


「でも、誰よりも好きなのはみやなんだと」


「えーっ‼」


「ちょ、ちょっと…社長!!何で言うの‼」


「むつさん、やっぱり宮前さんの事って今でも好きだったんですね。だったら、何で西原さんと…」


「…諦めきれねぇんだよ」


山上はビールを一口呑むと、意外と優しげな顔をした。むつの気持ちが、よく分かる。そんな顔をしている。


「祐斗もこの前の事、聞いてるだろ?むつは、きっとご両親が自分の事をどう思ってるのかも痛いくらいに知ったんだと思うぞ。だから宮前さんの子供で居る事も親孝行になる、そう言ってたからな」


「…そうなんですか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ