表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
168/1090

4話

「…あれ?管狐?」


「え?」


振り向いて、山上と西原を見たむつは、いつの間にか管狐が西原の隣に居る事に気付いた。


「颯介さん、起きたのかしら?」


身体を起こしたむつは、そっと寝室のドアを開けたが、すぐに静かに閉めた。そして、ゆるゆると横に顔を振った。どうやら、颯介は起きていないようだ。


「管狐、どうしたの?」


管狐を抱き上げ、西原を追いやるようにして山上と方につめさせると、むつはソファーに座った。


「お腹空いちゃった?何か食べる?」


むつが聞くと、管狐は首を傾げた。言葉が分かっているはずの管狐が、そんな反応を見せるのは珍しい。それに食いしん坊の管狐は、食べるかと聞かれたら食べるを選択する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ