表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
166/1090

4話

辛い、辛いと言いながらも祐斗も山上もしっかりとおかわりをしていた。西原はおかわりした際に、少しだけ一味を足していた。


「…このカレー食べ過ぎるやつだ。うまい」


「美味しいですね。でも…」


「むつ、このサラダは何だよ?」


「ブロッコリーとグレープフルーツのヨーグルトサラダ。さっぱりするかなって…テレビでやってたし…でも、こういうお洒落っぽいのは、もう作らない。ブロッコリーより林檎の方が絶対に美味しいと思うし」


「まだ、残ってるのか?」


「ないよ。何だよって言うわりに、意外と気に入ってくれた?」


「んなわけない。お前が否定的って事は残っても困るだけだろ?だからと思って」


「大丈夫。きっと…あんまりだと思ったから、1回分しかやってないよ」


「…よく、グレープフルーツなんてあったな」


「たまーに食べたくなるからね」


あんまり美味しくないと言いながらも、むつはヨーグルトサラダを口に運んでいた。


「…やっぱり、むつのカレーは何かしら起きるって事か」


山上がそう呟くと、西原は深く頷いた。だが、何でそう言われるのか分からないむつは、きょとんっとして2人を見ていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ