表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -ゆきのこいじ-  作者: 幹藤 あさ
153/1090

3話

逆に聞かれたむつは、きょとんっとした顔をした。少し身を屈めている西原の顔は、困ったような笑みを浮かべている。


「付き合い方変えるのも、嫌いになる事も出来ないと思うぞ?普通じゃないからってさ。その上で、言ってるよな?だったら、これ以上…」


「………?」


「今よりも好きになってくれって事か?」


「ばっ…ばっか‼」


「何だよ、照れんなよ」


「嫌いになるまで一緒に居て…」


「…告白か?」


「…寒いから人肌恋しいのかしら」


「あー…それでもいいや。一緒に居るよ。今夜は、邪魔なのがいっぱい居るけど」


「残念?」


「だいぶな」


にっこりと笑った西原は、ゆっくりむつに顔を近付けた。むつも嫌がる事なく、目を閉じて待っている。


「………」


「………?」


「山上さんっ‼いつから居たんですか‼」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ